信用
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4966 上村工業

東証S
9,540円
前日比
-250
-2.55%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.5 1.72 1.89 37.00
時価総額 1,727億円
比較される銘柄
旭化成, 
ゼオン, 
ADEKA
決算発表予定日

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<動意株・10日>(大引け)=モリテック、上村工業、S FOODSなど

 モリテック スチール<5986>=後場終盤になって急伸。同社は午後2時ごろ、18年3月期の連結業績予想について、売上高を280億円から285億円(前期比6.7%増)へ、営業利益を6億8000万円から8億円(同15.5%増)へ、純利益を5億4000万円から6億円(同13.0%増)へ上方修正したことが好感されている。足もとで特殊帯鋼や普通鋼などの鋼材を販売する商事部門は苦戦しているものの、焼入鋼帯や鈑金加工品部門が自動車向けなどを中心に拡大しており、これが牽引役なる見通しだ。

 上村工業<4966>=後場急騰。同社は午後1時20分ごろ、18年3月期の連結業績予想について、売上高を446億6000万円から458億9000万円(前期比9.1%増)へ、営業利益を69億2000万円から79億1000万円(同39.5%増)へ、純利益を42億9000万円から50億5000万円(同4.6%減)へ上方修正しており、これを好感した買いが入っている。スマートフォンやカーエレクトロニクス製品に搭載される電子部品の需要が拡大したことで、主力のプリント基板用およびパッケージ基板用めっき薬品の販売が好調に推移していることが売上高・利益を押し上げる。また、表面処理用機械事業で機械の受注環境が改善していることも寄与する。

 S FOODS<2292>=5日ぶりに急反発。ドイツ証券は9日、同社株の投資判断「バイ」を継続するとともに、目標株価を4650円から4900円に引き上げた。大口顧客のペッパーフードサービス<3053>が「いきなり!ステーキ」の出店を加速しており、今後も大量出店する計画。ペッパーの仕入れに占めるS FOODSのシェアは70%弱と非常に高く、同社に対して「特需をもたらすだろう」と同証券では指摘している。

 コスモエネルギーホールディングス<5021>=急反発し、年初来高値を更新。9日取引終了後、18年3月期の連結業績予想の増額修正を発表したことが好感された。売上高は2兆4560億円から2兆4320億円(前期比6.1%増)へ見直したほか、営業利益は575億円から765億円(同17.0%減)へ、最終利益は200億円から430億円(同19.2%減)へ修正した。石油事業や石油化学事業の製品市況の改善が利益押し上げ要因に働いた。

 フージャースホールディングス<3284>=急騰。同社は9日取引終了後、18年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は345億5600万円(前年同期比84.4%増)と大幅増収を達成、営業利益は51億7600万円(同3.6倍)、最終利益は33億5300万円(同4.2倍)と高変化を示した。同社は首都圏を中心にマンション開発を手掛けるが、分譲マンションの販売戸数増勢で収益を押し上げている。通期業績予想は従来見通しを据え置いているが、通期営業利益65億円(前期比16.3%増)予想に対する、上期時点の進捗率は約80%に達しており、これを材料視する買いを呼び込んだ。

 芦森工業<3526>=大幅反発。同社は9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高261億5900万円(前年同期比14.5%増)、営業利益3億9400万円(同6.1倍)、最終損益3億6800万円の赤字(前年同期6億8500万円の赤字)と大幅増益だったことが好感されている。国内・海外で受注車種の販売が好調に推移したエアバッグが牽引役となったほか、前期に連結化した産業資材関連事業のオールセーフなどが寄与した。また、前年同期に比べて円安で推移したことも利益を押し上げた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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