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4956 コニシ

東証P
1,397円
前日比
-30
-2.10%
PTS
1,411円
09:14 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.4 1.17 2.18 11.80
時価総額 984億円
比較される銘柄
東合成, 
藤森工業, 
JSP
決算発表予定日

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コニシ Research Memo(6):ボンド事業では住関連用や産業資材用を中心に堅調な推移


■コニシ<4956>の業績動向

セグメント(事業)別の状況は以下のようであった。

1)ボンド事業

セグメント売上高は28,332百万円(同2.1%増)営業利益は2,393百万円(同9.8%増)となった。業界別の売上高及び状況は以下のようであった。

◯ 一般家庭用:売上高3,216百万円(前年同期比1.9%減)
手芸や裁縫に使われる「ボンド 裁ほう上手」に対して2016年3月期上半期には積極的に広告宣伝費を使い販売促進を進めたが、この上半期は広告宣伝費を抑えたことから手芸用の売上高が減少した。

◯ 住関連用:売上高10,342百万円(同3.4%増)
新築住宅向けを中心に現場施工用製品が好調に推移し増収となった。

◯ 産業資材用:売上高3,178百万円(同4.6%増)
主な製品はパネル用途向けウレタン系接着剤、自動車関連産業向け離型剤、産業用ホットメルト系接着剤などだが、特に紙関連および保冷車向けパネル用での需要が堅調で増収となった。

◯ 土木建築用:売上高5,728百万円(同1.0%増)
セグメントでは増収だが、地区によってバラツキがあった。熊本地震の復興需要などから九州地区の売上高は堅調に推移したが、東京・大阪地区は期待したほど伸びず、予算を下回る結果となった。

◯ ウォールボンド工業(旧矢沢化学工業):売上高1,239百万円(同2.4%増)
主要製品は壁紙用接着剤であることから、100%が住関連である。親会社の住関連部門と同様に、売上高は旺盛な需要に支えられて堅調に推移し、ほぼ計画どおりであった。

◯ サンライズMSI:売上高3,965百万円(同3.9%増)
ここでも売上高の大部分を占める住関連が3,091百万円(同4.7%増)と堅調に推移し、次に大きな柱である自動車用も746百万円(同2.2%増)と好調であった。これら以外は128百万円(同2.2%減)と低調だったが、金額が少なく影響は軽微。サンライズMSIの結果もほぼ計画線であった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《SF》

 提供:フィスコ

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