4956 コニシ 東証1 15:00
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2016年01月07日16時16分

コニシ Research Memo(2):主力はボンド事業と化成品事業


■事業概要

(1)事業内容

現在、コニシ<4956>の事業セグメントは、ボンド事業、化成品事業(化学品の商社業)、その他の3部門に分けて開示されており、2015年3月期の売上高比率は、ボンド事業48.5%、化成品事業42.5%、その他9.0%となっているが、営業利益ではボンド事業が81.1%と大部分を占めている。これは、化成品事業が仕入販売を行う商社事業であるのに対して、ボンド事業は自社で製造・販売を行っているためである。各事業の概要については以下のとおりとなっている。

○ボンド事業
ボンド事業では、主に工業用・一般家庭用の各種接着剤、シーリング材及びワックス・両面テープ等の製造販売を国内外で行っている。アイテム数は「ボンド」のブランドが付く商品だけで約6,500アイテムに上り、業界での品ぞろえは国内で群を抜いている。また子会社サンライズMSI(株)では主に戸建て用の建築用シーリング材や自動車用シール材・接着剤を製造・販売しているが、これらの多くはコニシや代理店を経由せずに直接最終顧客である住宅メーカーや自動車メーカーに販売している。

○化成品事業
化成品事業では石油化学製品、合成樹脂、工業用薬品全般、電子機能性材料の仕入販売、「月浪印(つきなみじるし)※エタノール」の製造・販売を行っているが、主たる業務は商社的な事業である。同社の根源とも言える事業であるが、利益率は低いので、新しい中期経営計画では抜本的な改革を推進する計画だ。
※1914年から続く、同社の日本薬局方エタノールのブランド名

○その他
その他事業の内訳(2015年3月期)は、子会社のボンドエンジニアリング(株)等で手掛ける工事請負事業が92.4%、残り(7.6%)が化学品のデータベース事業等となっている。工事請負事業とは、官公庁、鉄道会社、道路公団等から発注された道路、鉄道、トンネル、橋梁などの補修・補強工事を請負うもの。同社の場合は接着剤メーカーとしてのノウハウ、経験を活かした補修・補強工事を専門で行っているのが特色。化学品データベース事業とは、SDS(Safety Data Sheet)と呼ばれる化学物資の規制情報や有害性等の情報を網羅したデータベースを顧客の依頼を受けて作成して提供する事業である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《HN》

 提供:フィスコ

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