信用
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4932 アルマード

東証S
1,395円
前日比
-19
-1.34%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.0 6.76 5.02
時価総額 145億円
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決算発表予定日

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<動意株・12日>(大引け)=リョービ、フィールズ、アルマードなど

 リョービ<5851>=後場上げ幅拡大。同社はきょう午後1時ごろに、22年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比4.3倍の27億3300万円となり、上半期計画の18億円を超過した。売上高は同19.0%増の573億8400万円で着地。原料(アルミ)価格上昇分の販売価格への転嫁が進んだことで、主力のダイカスト事業が増収増益となったことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来見通しを据え置いている。

 フィールズ<2767>=続急騰。前日は好決算を好感する形でストップ高に買われたが、きょうもその余勢を駆って上値追いを継続。3月25日につけた年初来高値を更新した。円谷プロダクションのウルトラマンブランドの価値向上が収益に大きく反映され始めている。映画「シン・ウルトラマン」の公開が今週13日に予定されており、同社の株価刺激材料となっている。一方、同社はメタバース分野への展開も模索、VRコンテンツへの版権提供などで協業体制にあるNTTドコモが、メタバース空間の「XRワールド」におけるコミュニケーションサービスに注力の構えにあり、フィールズも業容拡大のチャンスとみられている。

 アルマード<4932>=ストップ高。前日は大幅安となっていただけに、きょうは値ごろ感からの買いも入りやすかった。同社は卵殻成分を配合した化粧品や食品の企画・開発及び通販を手掛けるが、11日取引終了後に発表した22年3月期決算は、会員数回復などを受けて営業利益が前の期比59%増の8億3500万円と急増。続く23年3月期も新商品投入効果などにより利益成長を継続する見通しで、前期比13%増の9億4000万円を見込んでいる。好業績を背景に前期は40円配当を実施、今期は更に15円増配の55円を計画している。更に、発行済み株式数の3.0%相当の30万株、金額ベースで3億円を上限とする自社株買いも発表しており、これが株価を強く刺激する格好となった。

 TIS<3626>=異彩高。一時400円を超える上昇で3370円まで駆け上がり、大発会につけた年初来高値3465円も視界に入れる急騰をみせた。金融向けを主力とする独立系の情報サービス大手で、クレジットカードなど決済関連で実績が高いが、業績はここ絶好調に推移している。11日取引終了後に発表した22年3月期決算では営業利益が前の期比20%増の547億3900万円と大幅な伸びを達成し過去最高利益を更新。続く23年3月期も伸び率こそ鈍化するものの、前期比4%増の570億円予想と連続最高益更新見通しにあり、これを手掛かり材料に投資資金が流入した。株主還元に積極的なこともポイントで、前期配当は従来計画から4円増額となる44円(前の期実績は35円)、今期は更に3円増配の47円を計画している。更に発行済み株式数の4.8%相当の1200万株、金額ベースで300億円を上限とする自社株買いも発表しており、物色人気に拍車がかかっている。

 シュッピン<3179>=上昇トレンド転換鮮明。同社はカメラや時計など専門性の高い商材をネットや一部のリアル店舗を通じて販売しているが、コロナ禍にあっても収益成長路線をまい進している。11日取引終了後に発表した22年3月期の営業利益は前の期比95%増の31億4000万円とほぼ倍増し過去最高利益を更新した。続く23年3月期も前期比12%増の35億600万円と2ケタ成長を見込んでおり、これを評価する買いを呼び込んだ。前期の年間配当は前の期実績に12円増配となる28円を実施するほか、今期は更に2円増配の30円を計画しており、前向きな株主還元姿勢も株高を助長している。

 ラウンドワン<4680>=物色人気で急伸。11日取引終了後に発表した23年3月期の業績予想では営業損益が140億7000万円(前期は17億2600万円の赤字)と大幅な改善を見込んでおり、これが投資資金の攻勢を誘っている。前期、前々期と営業損益の赤字が続いたが、今期は一気に回復し、利益水準も12年3月期以来11期ぶりの高水準を見込んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大による影響が一巡し、ボウリングやカラオケ、アミューズメントなどの需要回復で収益が押し上げられる見通し。株式需給面では直近信用倍率が0.83倍と売り長で空売りの買い戻しも誘発している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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