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4931新日本製薬

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新日本製薬 Research Memo(7):世代ターゲットごとに明確な中期戦略を打ち出す


■成長戦略

新日本製薬<4931>では中期的な業績ターゲットとして、2023年9月期に売上高400億円以上、経常利益率10%以上の達成を掲げている。2021年9月期は幅広い顧客獲得とブランド育成の期間と位置付け、成長戦略を推進する。成長戦略については「パーフェクトワンブランドのさらなる成長」「EC・デジタル展開の加速」「グローバルブランドに向けたブランド育成と成長」「スマートヘルスケア事業の育成」等を掲げている。また、同社は成長戦略ロードマップを作成しており、ターゲットとして「シニア世代」「ミドル世代」「ミニマムライフ世代」「海外」と区分し、さらに化粧品とヘルスケアの商品カテゴリにおいてそれぞれターゲットごとに明確な中期戦略を打ち出している。なお2021年9月期第2四半期より、全区分に向け「新規事業の開発やM&Aによる事業領域の拡大」を追加した。ミニマムライフ世代に向けた「若年層向け新ブランドの開発と展開」も戦略に加えた。

化粧品カテゴリにおけるシニア世代に向けては、LTV(ライフタイムバリュー)※の引き上げと新規顧客獲得を目的とし、戦略として「パーフェクトワン 薬用リンクルストレッチジェル」の販売拡大、データベースマーケティングの強化を挙げている。ミニマムライフ世代に向けては、20~30代をメインとした顧客開拓として、人気タレントを起用した新たなブランド戦略の展開及びSNSを活用したデジタルマーケティングに引き続き取り組む。そのほか2021年9月期第2四半期より、若年層向け新ブランドの立上げにも取り組んでいく。またミドル世代及びミニマムライフ世代に向けて、EC・デジタル展開の加速を図っていく。海外においては、グローバルブランドに向けたブランド育成と成長を掲げている。中国では一段の成長を促し、アジア・ASEANではブランド育成を推進していく。さらに、北米ではパーフェクトワンブランド販売に向けたテストマーケティングを開始しており、グローバルスタンダードブランドへの成長に向けた取り組みを着実に進めている。

※LTVとは、顧客生涯価値のこと。


ヘルスケアカテゴリでは、ミドル世代、ミニマムライフ世代に向けて、ブランド価値の訴求と新たな層の顧客獲得によるスマートヘルスケア事業の育成を行い、シニア向けヘルスケアについては機能性表示食品を中心とした新規顧客獲得とクロスセルの強化に注力していく方針である。

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

《EY》

 提供:フィスコ

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