化粧品株が強調展開、中国1月CPIが8年3カ月ぶり高水準
ファンケル<4921>、コーセー<4922>が前日比プラス圏で推移しているほか、資生堂<4911>が下げ幅を縮小、花王<4452>も前週末終値近辺でもみ合う展開と化粧品関連株がしっかり。同銘柄群は中国向け売上比率が高く、中国消費動向の影響を受けやすい。きょうは、午前10時30分に中国で1月のCPIの発表があり、これが注目されていたが、結果は前年同月比5.4%上昇で市場コンセンサスを上回った。上昇率が8年3カ月ぶりの高水準で投資家心理にサプライズを与えており、これが化粧品株の買い戻しを助長している。
出所:MINKABU PRESS
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