資生堂が連日の上場来高値、高付加価値化粧品にインバウンド需要
資生堂<4911>が強い動きをみせている。株価は前日こそ小休止をいれたものの、それまで7連騰で、きょうはまた改めて買い直される展開で連日の上場来高値更新となった。国内や中国で高級化粧品の伸びが顕著で業績は好調。17年12月期営業利益は前の期比2.2倍の804億3700万円と急拡大したが、18年12月期について会社側では予想を開示していないものの、インバウンド需要を追い風に2割を超える伸びが市場では有望視されている。化粧品・美容業界の世界の市場規模は2020年に約41兆円前後に達するとみられており、同社など高付加価値化粧品で先駆する日本メーカーの優位性が高まりそうだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
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