貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4911 資生堂

東証P
4,057円
前日比
-2
-0.05%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
73.7 2.62 1.48 2.34
時価総額 16,228億円
比較される銘柄
花王, 
コーセー, 
ポーラHD
決算発表予定日

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本日の注目個別銘柄:JDI、資生堂、石川製など


<6740> JDI 180 -15
大幅続落で連日の安値更新。前日に第1四半期決算、並びに中期経営方針を発表。第1四半期営業損失は144億円、市場予想よりは小幅にとどまったとみられるが、最終損失の赤字幅が大きく、バランスシートの毀損などが警戒材料視された。構造改革に関しては、先に観測報道が伝わっており、サプライズは乏しいと考えられるが、パートナーシップ構築の具体案などは白紙であり、不透明感は解消されていない印象。

<1808> 長谷工 1330 -70
大幅続落。前日に発表した第1四半期決算がややネガティブに捉えられたようだ。営業利益は178億円で前年同期比22.2%増、市場予想の想定線とみられるが、大手ゼネコンの好決算と比較するとインパクトは限定的。粗利益率は上昇しているが、前年は第2四半期以降上昇しており、目先はピークアウト懸念もあるもよう。また、単体の受注高は944億円で前年同期比37%減と大幅減になっていることもマイナス視。

<4911> 資生堂 4420 +535
大幅反発。前日に12月期上期の決算を発表、営業利益は前年同期比73.9%増の346億円となり、通期予想を従来の455億円から560億円に増額修正している。新たな通期予想は市場コンセンサスの530億円レベルを上回っている。注力しているボーダレスマーケティングが奏効、日本や中国、アジア、トラベルリテール事業でプレステージ化粧品の販売増が想定を上回って推移しているようだ。

<5706> 三井金 550 +56
大幅続伸で高値更新。第1四半期決算がポジティブサプライズに。経常利益は前年同期比30%増の76億円となり、期初の上期計画115億円に対する進捗率は3分の2の水準に達した。市場予想を10億円以上上回る水準であることに加え、先の観測報道数値60億円程度も大きく上回っている。極薄銅箔、排ガス浄化触媒、薄膜材料など機能製品の需要が堅調に推移。会社側では上期経常利益予想を115億円から150億円に増額。

<5233> 太平洋セメ 428 +24
大幅続伸。第1四半期営業利益は88億円で前年同期比68.7%増益、市場予想を上回る着地となり、上半期計画に対する進捗率も38.5%と高水準に。セメント事業において、海外のみならず、国内でも営業増益を達成したことがポジティブ視された。同業の住友大阪セメント<5232>は決算内容が嫌気されて前日に大幅安となっており、相対比較でのプラスインパクトも大きくなったようだ。

<6728> アルバック 6060 +490
大幅反発。17年6月期の営業利益実績は294億円で前期比65.0%増益となり、会社計画の285億円を大きく上回った。OLEDや10.5G向けFPD製造装置が牽引した。18年6月期は310億円で同5.2%増益予想、市場コンセンサスは下振れる水準であるが、もともと保守的な傾向があり、むしろガイダンスリスクの通過と捉えられている。なお、中期経営計画では20年6月期営業利益350億円としている。

<6208> 石川製 1425 +164
大幅続伸で後場も一段高。引き続き、防衛関連の中小型材料株として関心の高まる展開になった。米メディアにおいて、国防総省が北朝鮮に対する先制軍事攻撃の選択肢の1つとして、米空軍のB1戦略爆撃機による北朝鮮弾道ミサイル発射基地などに対する精密爆撃を実行する準備を整えたと伝わったもよう。東京市場の3連休を控える中で、ファンドのショートカバーなどを想定する動きも強まる形に。

<4587> PD 3295 -90
続落。前日に17年6月期の決算を発表している。売上高は48.9億円で前期比13.1%増、営業利益は24.9億円で同2.3%減となった。売上高は事前見込みを発表済みであったが、減益決算はネガティブと見られたようだ。また、18年6月期は売上高70億円以上、営業利益29億円以上としている。営業利益のコンセンサスは50億円程度であったとみられ、先行投資局面による利益成長の鈍化が意識される形にも。

<2193> COOKPAD 805 -88
大幅続落。前日に発表した第2四半期決算内容が嫌気された。4-6月期は前年同期比16%減収、コア営業利益は同16%減益となっている。加えて、平均月間利用者数、プレミアム会員数が前四半期比で減少に転じており、成長期待の低下にも繋がったようだ。2月に実施されたグーグルの検索ロジックの変更の影響が大きかったと見られる他、動画コンテンツによる競合台頭も逆風に。
《DM》

 提供:フィスコ

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