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4845 スカラ

東証P
717円
前日比
-1
-0.14%
PTS
717.6円
14:15 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
1.73 5.23 29.81
時価総額 127億円
決算発表予定日

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スカラ--- 3Qも大幅な増収増益、ソフトブレーン連結により営業利益が大きく伸長


スカラ<4845>は15日、2017年6月期第3四半期(16年7月-17年3月)連結決算(IFRS)を発表。売上収益は前年同期比290.6%増の80.57億円、営業利益は同591.8%増の38.00億円、税引前利益は同555.4%増の37.98億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同696.1%増の31.46億円と大幅な増収増益となった。

SaaS/ASP事業は、複数の企業に再利用可能なソフトウエアを基に、ニーズへの柔軟な対応で信頼性や技術力の向上をはかり、堅調な実績へと結び付けて売上収益は累積的に増加している。主力サービスのサイト内検索サービス『i-search』に加え、特にWebサイト上に掲載する「よくある質問」や社内情報の共有管理ツールとして利用されている『i-ask』や製品等のWebページの管理を簡易化するサービス『i-catalog』、コンタクトセンターへの入電を支援する『IVR』サービスの導入が進んだ。これらの結果、売上収益は21.08億円となった。

eセールスマネージャー関連事業は、主力製品であるCRM/SFAソフトウエア『eセールスマネージャーRemix』の販売が大型案件の獲得により増加した。営業課題にフォーカスしたコンサルティング、スキルトレーニング等も需要は根強く、堅調に推移。売上収益は29.43億円となった。

フィールドマーケティング事業は、店頭調査等スポット案件については、フィールド活動一括受託、派遣事業等ストックビジネスは堅調に推移し、売上収益は23.98億円となった。システム開発事業は引き続き既存顧客の深耕と新規顧客の獲得、プロジェクト管理の徹底に努め、売上収益は3.96億円となった。

当期においては、同社事業の基盤であるストック収益を更に強化するため、新サービスとして顧客サポート部門で利用されるWebチャットシステム『i-livechat』及び、バーチャルアシスタンスシステム『i-assist』の開発に注力。
このことが、来期以降の継続的な売上収益及び利益率向上に大きく寄与するものと考えられることから、当期中においては最優先することとした。
これら新サービス開発のための一時的な外注費増加等により17年6月通期については、売上収益は107.00億円から106.00億円(前期比293.5%増)に修正したが、各利益については営業利益が41.00億円(同564.6%増)、税引前利益が41.00億円(同242.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益が31.80億円(同282.7%増)と2月に上方修正した計画を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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