FISCOソーシャルレポーター】個人投資家わらしべ：Sシャワーの業態変化に注目

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏（ブログ「テンバガーへGO！わらしべのブログ」）が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年8月29日22時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

私はテンバガー（10倍株）にもなりえる成長株を発掘する切り口として「業態変化」を重要視しています。

「業態変化」は企業が大きく成長するためのキーワードと考えられます。そういった観点からSシャワー<4838>に注目してみたいと思います。

Sシャワー<4838>こと、スペースシャワーネットワークは、日本最大級の音楽専門ケーブルテレビ局「スペースシャワーTV」をコア事業としています。ケーブルTV事業は成熟期の市場であることから、近年同社では「アーティストマネジメント」「CDレーベル・流通CD・音楽配信事業」「ライブイベント運営」「メイドカフェ運営」など利益水準の高い新規事業を展開しており「業態変化」を果たしつつある成長企業と言えると思います。

【Suchmos(サチモス)に続きPAELLAS(パエリアズ)が人気化へ】

同社所属アーティスト　Suchmos(サチモス)が人気化、大きな収益源へと成長しています。更に2017年７年6月22日、同社は10組目の所属アーティストとしてPAELLAS(パエリアズ)とマネジメント契約を締結したことを発表しています。

PAELLASは同社の大規模野外フェス「SWEET LOVE SHOWER 2017」への初出場が決定しており、2017年9月6日(水)にはNEWミニアルバム『D.R.E.A.M.』をスペースシャワーミュージックよりリリース、レコード発売に併せたライブツアーも企画されています。Suchmos(サチモス)に続く人気化が期待出来る有望なアーティストと思います。


【「SWEET LOVE SHOWER 2017」のチケットはすべてSOLD OUT　67,000人を動員し大成功】
同社が主催する大規模野外フェス「SWEET LOVE SHOWER 2017」は、8月25日(金)、26日(土)、27日(日)に山梨県 山中湖交流プラザ きららで開催、年々人気化しており(今年が第11回開催)今年のチケットはすべてSOLD OUT、3日間で67,000人を動員し大成功を収めました（昨年は約5万人を動員）

「SWEET LOVE SHOWER」は同社第2四半期収益の大きなウエイトを占めるビッグイベントであり、今期業績へのポジティブインパクトが期待されるところとなっています。

また、同社所属アーティストとして「Suchmos」「アルカラ」「Age Factry」そして「PAELLAS」の4組が出演したことにより更なる人気拡大が期待されます。


【Hi-STANDARD(ハイスタ)18年ぶりとなるフルアルバム「THE GIFT」10月4日リリース決定】

同社がCD流通を手掛けるHi-STANDARD(ハイスタ)が2017年10月4日に18年ぶりとなるフルアルバム「THE GIFT」をリリース、前作「MAKING　THE　ROAD」は、国内外で100万枚以上となるミリオンセラーを記録していることから、新作「THE GIFT」もビッグセールスが期待出来ると思います。


【18年3月期第1四半期決算は前期比38.4％増と好調】


18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は2億(前期比38.4％増)、4-9月期(上期)計画の3億に対する進捗率は69.7％に達しており、足元の業績は好調です。

第2四半期、第3四半期にも前述のポジティブ要因があることから今期業績は会社予想に対して上振れが期待出来ると思います。


【チャートはボトム圏、中長期的な成長に期待】

株価は2017年1月の高値「885円」4月の安値「578円」から見て足元の株価はボトム圏と考えられ、今後は第1四半期の好調な業績、第2四半期、第3四半期のポジティブ要因を折り込む堅調な展開が予想されます。

無借金経営で財務体質も良好、株主優待もあってNISA保有にも適す銘柄と思います。
年間配当予想10円、株主優待（3月末権利日100株保有で500円のクオカード）

株価　638 円（8月29日終値）


執筆者名：わらしべ
ブログ名：テンバガーへGO！わらしべのブログ

《SK》

　提供：フィスコ