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2016年09月12日16時08分

ソフトブレーン Research Memo(1):16/12期2Q決算:中期業績の拡大に向けた布石は着々と打たれている


ソフトブレーン<4779>は企業の営業課題を解決、支援するためのSFA/CRM(営業支援/顧客管理)ソフトの大手で、SFAの分野では国内で2~3割の市場シェアを握る。子会社で展開しているフィールドマーケティング事業が第2の収益柱として成長している。

2016年12月期第2四半期累計(2016年1月?6月)の連結業績は、売上高が前年同期比27.7%増の3,642百万円、営業利益が同10.7%増の408百万円と期初会社計画(売上高3,400百万円、営業利益380百万円)を上回る決算となった。主力のeセールスマネージャー関連事業が堅調に推移したほか、フィールドマーケティング事業が消費財メーカーからの大型案件獲得により、前年同期比68.8%増と大幅増収となったことがけん引役となった。

2016年12月期通期の業績は、売上高で前期比18.7%増の7,000百万円、営業利益で同3.2%増の700百万円としている。足元の受注状況は引き続き順調に推移しているものの、需要期である第4四半期の動向がまだ流動的なためだ。ただ、SFA/CRMは国内での普及率がいまだ2%程度にとどまっているとみられており、顧客数の拡大の余地が大きい。同社は顧客からの要望の多い機能の拡充、他ソリューションとの連携を進めることで普及率拡大に取り組む方針だ。また、人型ロボットの「Pepper」を活用した受付システム「eレセプションマネージャー」を2016年1月より投入しているが、2016年秋にはIBMのWatson(人工知能)を使って自然言語処理に対応した未来型の受付システムに進化させていく予定となっており、その動向が注目される。

フィールドマーケティング事業も消費財メーカーの小売店頭でのマーケティング費用効率化の流れのなかで需要は拡大傾向にある。また、同社の主婦の力を有効活用するというビジネスモデルは、主婦の労働力活用という中期的な流れの上でも注目される。

中期業績の拡大に向けた布石は着々と打たれているという印象だ。

なお、フュージョンパートナー<4845>が同社株式の43%を取得し、筆頭株主となった。今後は事業面での協業に向けた検討を開始していく予定となっている。両社とも分野は違うものの企業向けにインターネットを活用したソリューションサービスを提供していることから、クロスセルなどの可能性が今後考えられる。

■Check Point
・eセールスマネージャー関連事業、フィールドマーケティング事業が収益の柱
・通期は増収増益見通し、主力2事業とも順調に推移
・中期業績の拡大に向けた布石は着々と打たれている

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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