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4779ソフトブレーン

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ソフトブレーン Research Memo(4):ROAやROEはいずれも上昇し、高収益性を維持


■決算動向

(2)財務状況と経営指標

ソフトブレーン<4779>の2015年12月末の財務状況を見ると、総資産は前期末比で255百万円増加の4,401百万円となった。繰延税金資産が75百万円減少した一方で、売上債権が289百万円、差入保証金が22百万円、現預金が9百万円増加した。

負債は前期末比399百万円増加の1,533百万円となった。子会社株式の追加取得のため有利子負債が172百万円増加したほか、支払手形・買掛金が72百万円、未払金が63百万円、前受金が63百万円増加した。純資産は前期末比143百万円減少の2,867百万円となった。当期純利益の計上により利益剰余金が373百万円増加したものの、子会社株式を追加取得した影響等で資本剰余金が248百万円、少数株主持分が268百万円減少したことが要因となっている。

主要経営指標を見ると、自己資本比率や有利子負債比率は前期から若干悪化しているものの、問題のない水準であり財務の健全性は維持していると言える。また、収益性に関しても営業利益率が若干低下したものの、ROAやROEはいずれも上昇しており、高収益性を維持していると考えられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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