ソフトブレーン---3Qは36%営業増益、eセールスマネージャー関連の利益率が向上
SFA(営業支援)ソフト大手のソフトブレーン<4779>は30日、第3四半期累計(2015年1-9月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比24.0%増の43.90億円、営業利益が同36.0%増の5.11億円、経常利益が同54.9%増の5.12億円、純利益が同77.0%増の2.82億円となった。
主力のeセールスマネージャー関連事業とフィールドマーケティング事業を中心に売上高が好調に推移した。利益面では、eセールスマネージャー関連事業でのセグメント利益率の向上(前年同期の8.3%から当四半期は11.3%に)が奏功した。
通期業績予想は従来計画を据え置いた。売上高が前期比9.4%増の54.00億円、営業利益が同14.3%増の6.50億円、経常利益が同12.3%増の6.50億円、純利益が同18.7%増の3.00億円を見込んでいる。通期計画に対する第3四半期末時点の進捗率は78.6%となっている。
同社は、企業の営業課題を解決・支援するためのSFA/CRM(営業支援/顧客管理)ソフトの大手。SFA分野では国内で2~3割の市場シェアを握る。子会社で展開するフィールドマーケティング事業が第2の収益の柱に成長。
《SF》
提供:フィスコ