貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4769 IC

東証S
890円
前日比
-13
-1.44%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.0 1.13 3.60
時価総額 68.8億円
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インフォクリエ Research Memo(6):高い自己資本比率と潤沢な手元資金、有利子負債はなく良好な財務状況


■業績動向

2. 財務状況と経営指標
インフォメーションクリエーティブ<4769>の財務状況は良好である。自己資本比率は2017年9月期末で65.2%と高く、借入金等の有利子負債はない。流動比率も300%前後で手元現預金残も十分にあり安全性は問題ない。収益性については、2017年9月期に関して言えば前期比で実質減益のため、やや低下しているが、子会社連結に伴う販管費増など一時的なもので特に問題ではない。
以下、2017年9月期より連結決算となったため、前期比較は参考値であるが、連結子会社がLOCOBEEのみで影響度からみて大きくは異ならないと思われる。

貸借対照表を見ると、2017年9月期末における総資産は前期末比321百万円増加し6,133百万円となった。流動資産が、現金及び預金の増加149百万円、売掛金の増加48百万円などにより137百万円増加したこと、固定資産が、投資その他の資産が210百万円増加したことなどにより184百万円増加したことが主要因。

負債合計は前期末に比べ220百万円増加し2,134百万円となった。退職給付に係る負債が309百万円増加したことなどで固定負債が275百万円増加したことによる。

純資産は3,998百万円となり、前期末に比べ101百万円増加した。親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加107百万円などが要因である。

キャッシュ・フローの状況について見ると、2017年9月期末における現金及び現金同等物は前期末に比べ149百万円増加し2,716百万円となった。キャッシュ・フロー毎の増減要因を見ると、売上債権の増加48百万円などのマイナス要因があったものの、営業キャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益352百万円などから、250百万円の収入となった。投資キャッシュ・フローは、2017年9月期は大型の投資はなく、2百万円の支出となった。一方、財務キャッシュ・フローは、配当金の支払額により、98百万円の支出となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田 秀樹)

《HN》

 提供:フィスコ

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