インフォメーションクリエーティブ---17年9月期1Q、新規サービス（訪日外国人向けスマホアプリ）提供開始へ

インフォメーションクリエーティブ<4769>は2月10日、2017年9月期第1四半期（16年10月-12月）連結決算を発表。売上高が17.71億円、営業利益が0.74億円、経常利益が0.79億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.36億円だった。

同社は、16年10月にインターネットサービスの提供を目的とした子会社LOCOBEEを設立し、今期第1四半期より連結決算に移行したため、前年同四半期等との比較分析は行っていない。子会社は設立間もないため、第1四半期における業績への影響は軽微とみられるが、新規サービスの開発費などの先行投資費用がやや利益を圧迫している模様。

ITソリューション事業は、基盤事業の収益安定化を図るために、プロジェクトマネージャーの人材強化、プロジェクト推進を監視する仕組みの構築など、マネージメント力の強化を推進している。

ITサービス事業は、成長投資による高収益事業の創出を図るために、「チケットGATE」の受注強化に加え、前記LOCOBEEにて、近年増加傾向にある訪日外国人旅行者を対象としたスマホ向けコミュニケーションアプリ「LocoBee（ロコビー）」のサービスを、2月1日に提供開始した

17年9月通期予想については、売上高が77.49億円、営業利益が2.60億円、経常利益が2.95億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.62億円を見込む。

《TN》

　提供：フィスコ