貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

4755 楽天グループ

東証P
850.5円
前日比
-5.5
-0.64%
PTS
850.8円
13:34 03/29
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.18 2.54
時価総額 18,228億円
比較される銘柄
ラインヤフー, 
KDDI, 
SBG

銘柄ニュース

戻る
 

個人投資家株師孔明:堅調相場や仮想通貨事業参入で伸びるインターネット証券関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

----

※2018年8月7日8時に執筆

【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。


■日本株市場は低金利などを背景に堅調に推移

日本の株式市場は、米中貿易摩擦の懸念などの影響こそ受けているものの堅調に推移している。

また、人手不足などに苦しむ企業はあるものの、好業績を継続できている銘柄も多くあり、日本株市場は今後も資金を集めるチャンスがある。

為替レートに目を向けても円安傾向がみられることから、輸出企業の株価に好影響が期待できるだろう。

相場が今後も堅調な推移を続ければ、多くの個人投資家を抱える大手インターネット証券では売買手数料のほか、投資信託の販売増などが見込みやすくなるだろう。

店舗型証券と比べてインターネット証券関連銘柄は人件費高騰に伴うコスト増が発生しづらいことも魅力だ。


■投資家層拡大や仮想通貨ビジネス参入で成長性にも期待

日本では、貯蓄から投資への流れを加速させることなどを目的として、NISAやつみたてNISA、iDeCoなど、投資に対する税制優遇が実施されている。

税制優遇制度は認知度が高まるにつれて、若年層を含めて投資家層の拡大に寄与しているといえる。

手数料を抑えつつ手軽に投資に取り組みたい層にとっては、店舗型証券よりもインターネット証券の方が適していると考えられる。

投資家層が拡大することで顧客が増えれば、インターネット証券は業績を伸ばしやすくなるだろう。

また、昨年ごろから注目度が急上昇している仮想通貨交換業に参入するインターネット証券が見られることも指摘しておきたい。

仮想通貨交換業はビジネスモデルによっては、高利益率になるケースがあることがわかっており、新規参入を発表したインターネット証券には成長期待の資金も流入する可能性もあるだろう。


■インターネット証券関連銘柄

<8473>SBIホールディングス
インターネット証券最大手として高い知名度を誇る。2018年7月には傘下企業が仮想通貨取引口座の新規開設の受付を開始したことから、成長性への期待も高まっている。IPO主幹事も務めるなど、店舗型証券との競争力も身につけつつある。

<8628>松井証券
1日信用取引など、個人投資家に人気の高いサービスを打ち出してきた銘柄だ。今期は創業100周年記念配当が実施されることで、予想配当利回りが高くなっている。堅調相場を背景とした業績に加えて、高利回りへの評価も高まれば資金を集めやすい。

<8698>マネックスグループ
アメリカ株取引に強いインターネット証券だ。コインチェックを買収し、仮想通貨交換業に参入したことで大きな注目を集めた。今後は仮想通貨ビジネスの本格的な収益貢献が期待される。

<4755>楽天
インターネット通販サイトやクレジットカードなどの知名度が高い。証券ビジネスにも取り組んでおり、楽天ポイントを利用して投資を始められる制度を設けるなどして顧客獲得に努めている。携帯通信事業への参入で楽天経済圏の拡大に成功するかどうかに要注目だ。

<8703>カブドットコム証券
三菱UFJ系のインターネット証券だ。フリーETFの取引手数料等を無料にするなど、投資初心者にとっても魅力的なインターネット証券の1つと言える。SBI証券などが一部手数料を値下げするなどの動きに対して、十分な競争力を発揮できるかどうかを注視したい。

<9449>GMOインターネット
「GMOクリック証券」として証券ビジネスに取り組んでいる。仮想通貨マイニングも実施しており、仮想通貨価格が高騰すればマイニングによる利益増に期待できる。楽天と同様に、自社が提供する複数のサービスを顧客に利用してもらえれば業績を伸ばしやすい。


■総括

インターネット証券関連銘柄は、堅調な相場を背景に証券ビジネスが収益を上げやすい環境であることから個人的に注目している。

仮想通貨交換業への新規参入や、税制優遇制度に後押しされた個人投資家の増加を背景に、今後もインターネット証券関連銘柄は業績を伸ばすチャンスがある。

複数あるインターネット証券関連銘柄の中で、個人投資家からの魅力度を相対的に高めることが期待できる銘柄を発掘して株価上昇を狙いたいところだ。

-----------------

その他の細かな情報・展望は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。

最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。
ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、HERO、ICO、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。

興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
----

執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ
ツイッター:@kabusikoumei

《HT》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均