貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4751 サイバーエージェント

東証P
1,007.0円
前日比
-2.5
-0.25%
PTS
1,013円
23:38 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
63.7 3.78 1.49 5.36
時価総額 5,098億円
決算発表予定日

銘柄ニュース

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個人投資家・有限亭玉介:今動いている株と「これから?」と見る株【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年11月13日11時に執筆


株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『今動いている株と「これから?」と見る株』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。

まずご紹介致しますのはケイブ<3760>です。スマートフォン用ゲームアプリを展開する同社ですが、10月10日発表の20.5期1Q決算では経常損失が△0.73億円と赤字着地。しかし不採算事業のサービス終了により前年同期に比べ赤字幅は縮小させており、その後は上昇トレンドに入っております。

著名ゲームクリエイターである岡本吉起氏や、芸能プロダクションAKS社長の吉成夏子氏、そして著名投資家である五味大輔氏なども大株主に名を連ねており、その上で今後は新子会社設立を機に動画配信を主体とするマルチチャンネルネットワーク(MCN)ビジネスに注力していく方針との事です。彼らの強みであるアイドルやゲームファン向けの新サービスなどの展開に思惑は尽きませんな。

2つ目の銘柄は「AbemaTV」を運営するサイバーエージェント<4751>です。10月30日に発表された19.9期決算では特別損失が響き、最終利益は前期比65.1%減の16.94億円と大幅に落ち込み、翌日大きく売り込まれました。

あたくしはその折に自身のブログで同社をご紹介致しました。19.9期業績をよく見ると投資育成事業は好調で、経常利益は前期比6.8%増の304.93億円と僅かに伸長しております。決算前である10月2日にみずほ証券は同社の格付けを「買い」で据え置き、目標株価を4,500円から5,000円に引き上げていますが、決算後もその格付けを変更してはいないようです。今後も「AbemaTV」のマネタイズを強化しつつも、更なる投資を行い長期的に育てていく方針との事です。うまく下値で拾っていきたいと見ている銘柄です。

3つ目の銘柄は人気YouTuberのマネジメントを手掛けるUUUM<3990>です。動画広告市場の拡大を背景に、10月11日に発表された同社の20.5期1Q決算も堅調な業績でした。株価はそれまでの下落トレンドから反発には至らなかったものの、同月16日、岩井コスモ証券は同社の格付けを「A」で据え置き、目標株価を5,500円から5,700円へ引き上げております。

チャート(週足)は13週線を上抜き、業績も好調。TVタレントを凌ぐ勢いのあるYouTuberの影響力を見ると、市場の注目度は依然として高く、高値圏を維持している事からも、手頃な株価で手に入れる為に株式分割してほしい…なんて願ってしまいますなぁ。

4つ目の銘柄はフライトHD<3753>です。モバイル型の電子決済端末やアプリを提供しており、システム開発保守も手掛けております。8月22日には各地の商店街連合会などの決済代行事業を行っているJASPASと資本提携を発表しています。政府主導のキャッシュレス決済推進の潮流もあり、同社のマルチ決済装置「Incredist」の普及に努める方針との事で、注目される同テーマへの思惑もありますな。

11月1日には業績予想の上方修正を発表し、20.3期経常利益を3.90億円から5.00億円へ引き上げています。これを受け株価は窓を開けて反発しております。現在まで上値は重いものの、今後もキャッシュレス決済を導入する企業や小売店は増加傾向である事を背景に業績期待もあると思われます。

5つ目の銘柄はテクノホライゾンHD<6629>です。QRコードキャッシュレス関連として、これまで当記事で何度かご紹介致しましたが、10月31日発表の20.3期上期決算では、経常利益が前年同期比2.5倍の7.53億円と好調。光学事業に注目すると、事業譲受したICT関連で注目される電子黒板事業が大躍進しており、ドライブレコーダーの需要拡大も後押した結果、2Q単独では光学事業における営業利益が前年同期比8.2倍の5.64億円となりました。

チャート(日足)は決算後、窓を大きく開け急騰しており、その後も年初来高値を更新し続けています。自動運転のテーマ性も持つ同社は、まだまだ幅広い分野で活躍が期待されますな。

最後の銘柄は藤倉コンポジット<5121>です。ゴム引布加工品などを主力とする同社ですが、リチウムイオン電池関連銘柄への物色が盛況の中で、非常用マグネシウム空気電池「WattSatt(ワットサット)」を手掛けている事もあり、次世代電池としての思惑買いが集まった模様で直近でも急上昇しておりましたな。

現在株価は調整中の模様ではありますが、割安水準でもある同社株を下値で買いたい向きもあるのではないでしょうか。2018年より長期で下落トレンドでしたが、先の急騰では反発機運が高まっている事は伺える為、11月14日予定の決算発表通過後にどのように動くかと、監視を強めております。


と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

 提供:フィスコ

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