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4726 SBテクノロジー

東証P
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前日比
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時価総額 474億円
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ソフトバンク・テクノロジー<4726>---注力3事業の融合を進め、新たなビジネスモデルを創出


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』5月12日放送において、ソフトバンク・テクノロジー<4726>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


Q、こちらはどんな会社でしょうか?

阿多親市社長は2012 年の社長就任以来、構造改革を掲げ、新しい成長モデル作りに取り組んできていて、目指したものは、機器販売からサービス提供へのビジネスモデルの転換をし、“基礎固め” として、積極的な人材獲得を行い、M&A も展開してきました。その方策は実を結び、構造改革は着実に進んでいます。さらに、今の最大の話題は、CEO の阿多氏が打ち出した、ビジネスモデルの“概要”なんです。

Q、気になりますね どんなビジネスモデルなのですか?

ソフトバンク・テクノロジーには、注力3 事業というものがあるのですが、詳しい事業内容は後でご説明しますがその注力33事業はビッグデータを扱うものもあれば、セキュリティ そして、マイクロソフトのクラウドサービス事業などとそれぞれが、もうすでに、1つの事業として成ったっていのですが、この注力事業を融合させてひとつのクラウドソリューションへの提供を進め、さらに、融合したサービスを「IoT (Internet of Things)」分野へも進展させるという「SBT Azure」というモデルを
 力強く うちだし打ち出したんです。さらにですね、この「SBT Azure」の“概要” が実際のビジネスにどんな形で落とし込まれていくのか 非常に期待できますね。

Q、いま話していた、注力事業の内容のについて教えてください。

1つ目はビッグデータ関連のサービスをワンストップで提供するデータアナリティクス事業ですね。ソフトバンク・テクノロジーといえば、アクセス解析に長けていますが、膨大な情報を処理し、Webサイトをより良いものにしていくアクセス解析業界におけるトップクラスの人材がそろっているんです。具体例を出すと、ビッグデータを元に、休眠会員 へアプローチし、 売上を向上させたり、Web経由での宿泊予約でのアクセス解析が必要な時代になり、ホテルのサイトの運営をしたことで、宿泊客を増加させることに成功しています。2つ目は情報セキュリティサービスを提供するセキュリティソリューション事業です。情報漏えい対策などに積極的に取り組み金融機関や食品総合商社のなどのセキュリティ対策までも行っています。3つ目は、日本マイクロソフト(株) のクラウドサービスを基盤としたソリューションサービスを提供するマイクロソフトソリューション事業です。クラウド環境への移行支援などは、代表的なところでは、株式会社ニトリ、ロート製薬株式会社があります。

Q、足元の業績・通期業績については如何でしょうか?

2016年3 月期第3 四半期累計連結決算は、売上高が前年同期比5.0% 増の300億7千500万円、営業利益が前期比61.1% 増の10億1千400万円、四半期純利益が前期比8.3% 減の4億5千500万円でした。
四半期純利益の減益は投資有価証券の売却益の減少と法人税の増加に伴うものです。

2016 年3 月期の業績予想に変更はなく、売上高が前期比5.5% 増の420億円42,000 百万円、営業利益が前期比21.5% 増の17億円1,700 百万円、当期純利益が前期比13.2% 増の10億円1,000 百万円を見込んでいます。

Q、中期経営計画に関しても教えてください。

大型の不採算案件を出さないことに徹底している。そのために
阿多社長は「プロジェクト管理体制の強化」をすすめ、具体的には、1) プロジェクトの管理資格(PMP) の取得推奨、2) 専門組織によるプロジェクト進行状況の確認の徹底、を行っています。
また、注力3 事業を「SBT Azure」上で融合させてひとつのクラウドソリューションを提供する、に関しては、データアナリティクス事業での新規の大型案件などが挙げられ、着実に進んでいますし、「SBT Azure」における注力事業の融合をIoT に発展させていく事に関しては、2015年10 月にドローンを使ったソーラーモジュール検査サービスのためのIoT プラットフォームの共同事業やソフトバンクの人型ロボット「Pepper」とデジタルサイネージの連携などがリリースされ、ビジネスの概要が実際に落とし込まれています。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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