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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「株王獅子丸」氏:安保法案が株価に与える影響


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の注目銘柄」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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個人投資家「株王獅子丸」氏コメント

執筆日時:2015年9月17日0時30分

ごきげんよう。株王獅子丸だ。
個人投資家の兄弟達よ。調子はどうだ?

安保法案の採決を巡り国会は混沌を極めている。
テレビのニュース報道でもその様子がLIVE中継されるなど、安保法案に国民の注目が集まっていると言える。しかし、俺はここで安保法案について賛成や反対だといった意見を述べるつもりもなければ政治的な議論をするつもりない。投資家として冷静に、安保法案が株価に与える影響を真剣に考察したい。ただテレビの前でぼーっとニュースを眺めているのではなく、安保法案で上がる株を先回りしていく。

◆安保法案が日経平均株価へ与える影響

例え強行採決であったとしても安保法案の成立は日経平均株価の上昇にとって好材料となると見ている。その理由として、アベノミクスを掲げる安倍政権にとって安保法案を成立させることは重要なことであり、アベノミクスを完結させるためのひとつのパーツでもあるはずだからだ。グローバルな視点から分析すると、安保法案の成立=アベノミクスの成功=安倍政権の評価にも繋がっていくだろう。日本国民だけの視点で見れば、安保法案の成立は安倍政権に対する不信に繋がるような意見ばかりが目立っているが、日本株に投資を行っているのは日本国民だけではない。世界的な視点をもってすれば、安保法案の成立は日経平均の上昇に影響を与える要素として捉えることができる。

考えづらいことではあるが、何らかの問題が起こり安保法案が不成立となった場合、日経平均株価はどうなるのか?その答えは、視点を拡げて考えてみるとわかりやすいだろう。世界の投資家からすれば、ここで安保法案の成立が崩れれば、アベノミクスは失敗だと感じるだろう。つまり、安保法案成立が失敗=アベノミクスの失敗=安倍政権の崩壊という考えから、海外の投資家や投機筋は日本株から撤退する流れとなることが想定できる。その他にも、安保法案成立に対する思惑から買い上げられている安保法案関連株や防衛関連株、自衛隊関連株から資金も逃げるだろう。よって、安保法案が不成立だった場合、日経平均株価は下がりやすい傾向にあると考えることができる。しかし現実的に安保法案が不成立となるのはやはり考えづらい。

◆安保法案の影響を受ける関連株

安保法案の影響をダイレクトに受ける安保法案関連株について考察していくと、安保法案と関連性が強いテーマ株として、防衛関連株、自衛隊関連株、軍事関連株、軍需関連株、兵器関連株、戦争関連株などを挙げることができる。石川製作所<6208>、東京計器<7712>、興研<7963>、細谷火工<4724>、豊和工業<6203>、重松製作所<7980>など、これらの銘柄は安保法案の採決に関する報道が活発化した9月14日前後から出来高の急増や株価上昇の動きが見られる。その他にも安保法案の影響や思惑による株価変動を期待することができる関連銘柄は数多くあるので、気になる方は安保法案関連銘柄について早いうちに調べておくとよいだろう。こういった時にフィスコアプリは役に立つぞ。それから俺のブログでも安保法案関連銘柄の特集記事を公開している。

冒頭でも述べたように、ただぼーっと安保法案のニュースを眺めているのではなく、安保法案の影響を受ける関連株を真剣に考察することが、賢明な投資家として今するべきことだろう。政治に対して文句ばかり垂れていてはつまらない。安保法案を株式投資のチャンスとして考えることも大事だ。

その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。話題のTPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政上場関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。ETFやIPO、株主優待に関する情報も。
お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。
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執筆者:「株王獅子丸」氏
ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄

《NO》

 提供:フィスコ

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