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4718 早稲田アカデミー

東証P
1,528円
前日比
+11
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.4 2.13 2.62 2.28
時価総額 291億円
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決算発表予定日

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早稲アカ Research Memo(3):2017年3月期は増収増益の見込み


■決算動向

(2) 2017年3月期業績見通し

早稲田アカデミー<4718>の2017年3月期の業績は売上高が前期比2.8%増の20,749百万円、営業利益が同5.0%増の1,070百万円、経常利益が同5.4%増の1,072百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.5%増の668百万円と増収増益を見込んでいる。期初計画では増収減益計画であったが、第2四半期までの進捗状況から判断し通期業績の見直しを行った。

下期も生徒数の増加によって売上高の堅調推移が見込まれるほか、利益面では引き続き校舎運営体制や業務フローの見直しによる労務費比率の低減、並びに経費節減によって売上原価率の改善が続く見通し。販管費については広告宣伝費を引き続き積極投下するほか、新規塾生募集のためのイベントやキャンペーンなども実施する予定となっていることから、前期比で9.2%増を計画している。それでも、売上高営業利益率は原価率の改善効果により前期比で0.2ポイントの上昇を見込んでいる。

下期の新規出校予定としては、集団学習塾を2校、個別指導学習塾を1校、新規開設する英語教室1校の4校を予定している。このうち、早稲田アカデミー1校と英語教室は2017年1月に開校が決定しており、残り2校については3月の開校を予定している。また、1校を閉鎖する予定となっており、期末の合計校数は前期末比4校増の153校となる。

期中平均生徒数については、前期比2.7%増の32,498名と期初計画から修正していない。第2四半期までは計画を若干下回るペースで推移したものの、積極的な広告宣伝施策によって、入塾に関する問合わせ者数や入塾テスト受験者数が8月以降顕著に伸び始めており、下期以降の塾生数増加につながっていくものと期待される。

通期の学部別売上高は小学部が前期比3.3%増の9,780百万円、中学部が同2.4%増の8,625百万円、高校部が同1.1%増の2,181百万円を計画している。また、塾生数については小学部が同3.4%増、中学部が同2.3%増、高校部が同1.0%増となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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