信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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4707 キタック

東証S
421円
前日比
+9
+2.18%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.0 0.76 1.19
時価総額 25.1億円
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応用地質

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<動意株・27日>(大引け)=ダブル・スコープ、昭和電工、栗田工など

 ダブル・スコープ<6619>=後場に一時ストップ高。株価は今月中旬に18年12月期上期(1~6月)の決算発表を受け連続ストップ安となり、2営業日で450円の下げをみせていた。しかし、目先筋の空売りも高水準に積まれており、信用取組は17日申し込み現在の信用倍率が1.2倍台と売り買い拮抗、日証金でも足もとの貸借倍率が1倍を下回り株不足の状態にある。市場では「目先、相場の流れが変わってきた。個人でも大口の著名投資家が先物で踏まされるなど、売り方の撤退が相次ぐ展開となっており、個別株にもこの流れが波及している。

 昭和電工<4004>=反発。この日、次亜塩素酸ソーダの国内販売価格を引き上げることを決定し、顧客との交渉を開始すると発表しており、同事業の採算性向上を期待した買いが入っている。値上げ幅は1キログラム当たり6円以上で、10月1日納入分からの適用を目指す。次亜塩素酸ソーダは、水道水・プールの殺菌消毒や紙・パルプの漂白などに使用されている工業薬品。同社によると、原料価格、エネルギー・電力コストの上昇で長期にわたり厳しい状況が続いているほか、物流面でも人件費・燃料価格上昇により収益が悪化していることから、自助努力によるコスト削減に加えて、値上げが必要と判断したとしている。

 栗田工業<6370>=7日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が24日付で、栗田工の投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を3900円から4000円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。従来からの「海外事業の成長(超純水供給事業の海外展開やM&A)と、水処理薬品事業の収益性改善」に対する評価に加えて、「業績ドライバーである超純水供給事業の貢献拡大により、20年3月期はコンセンサスを上回り、営業最高益更新フェーズに入る」との見方を追加したことが投資判断引き上げの要因。これにあわせて20年3月期の営業利益予想を292億円から305億円へ、21年3月期を同306億円から334億円へ引き上げている。なお、19年3月期は251億円から244億円(会社予想240億円)へ引き下げている。

 キタック<4707>=一時、ストップ高。同社が前週末24日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年10月21日~18年7月20日)単独決算は、売上高19億5500万円(前年同期比2.6%増)、営業利益2億2200万円(同68.5%増)、純利益1億6400万円(同84.1%増)となり、18年10月期通期予想の営業利益に対する進捗率が99%になったことが好感されている。特に防災・減災対策分野やインフラの老朽化対策分野の受注確保に努めた結果、受注高が19億6400万円(同30.6%増)と伸長したことが貢献した。また、外注費など原価管理に努めたことも奏功した。

 北川鉄工所<6317>=大幅続伸。同社は前週末24日の取引終了後、従来は期末一括70円を予定していた19年3月期の配当計画について、中間・期末各45円の年90円にすると発表しており、配当増額となることを好感した買いが入っている。なお、前期実績の期末一括77円に対しては年間で13円の増配になる予定だ。

 GA technologies<3491>=続急伸。同社は前週末24日の取引終了後、18年10月期の単独業績予想について、売上高を174億3500万円から191億9600万円(前期比2.0倍)へ上方修正したことが好感されている。知名度の向上により「Renosy」の新規会員数が当初見込みより増加し、これにより販売件数の増加につながったことが要因としている。なお、営業利益は6億2600万円(同75.8%増)、純利益は3億9500万円(同53.1%増)の従来予想を据え置いている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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