貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4704 トレンドマイクロ

東証P
7,887円
前日比
+20
+0.25%
PTS
7,917.9円
14:59 04/23
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
30.6 4.99 3.48
時価総額 11,112億円
比較される銘柄
SCSK, 
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デジアーツ
決算発表予定日

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トレンドマイクロが続伸もあと上値は重く、大和では今期経常上振れを予想

 トレンドマイクロ<4704>が続伸。前場には120円超上げる場面もあったが、その後は、全般相場が上げ幅を縮小するなか同社株も上値の重い展開となっている。ウイルス対策ソフト大手の同社に対し大和証券では投資情報ウィークリー今週号で、「サイバーセキュリティ対策が追い風。世界的なクラウド・セキュリティ企業として事業拡大に期待」と紹介。今15年12月上期(1-6月期)は前年同期比10%増収4%営業減益決算となったが、減益は円安に伴う海外人件費上昇などが要因。4-6月期(2Q)のみでは11%増収、10%営業増益と好調な着地と評価した。世界的なセキュリティ対策需要から国内外で企業向けクラウドビジネスが牽引した。

 クラウド関連セキュリティ製品の2Q売上高は同52%増と急拡大を継続しており、サイバー攻撃対策意識の向上が業績に寄与した。同社では今12月期業績予想を据え置いた。しかし、大和では、今期売上高は会社予想の1231億円に対し前期比9%増の1250億円、来期は6%増の1320億円を予想し、営業利益は今期が5%増の377億円、来期は14%増の428億円2ケタ伸長と予想。そして、2020年に向けたコンピュータ・セキュリティ市場は、クラウド環境に加え、IoT(物のインターネット)拡大によって、工場や発電所、自動車、航空機などの機器・社会インフラが攻撃対象になると予想されていると指摘。世界的なクラウドセキュリティ企業として事業拡大が期待されるとした。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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