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2015年10月25日09時30分

【北浜流一郎のズバリ株先見!】


「二進一退高の背景にある“本質”」

●回復トレンドを継続

 「日経平均が分厚い壁になっていた1万8200円~1万8500円の抵抗帯を抜けた。もちろん、まだ完全に抜け切ったとは断言できないものの、前々から指摘しているように回復トレンドの継続はまず間違いない。

 中国経済の減速に加え、米国経済の先行きも不透明。これが投資慎重派の常套文句になっていて、いまなおその呪縛から抜け切れない投資家が多いのが実際ながら、やはり投資は、市場のことは市場に聞け。これが真理になる。

 実際の市場は、幾多の懸念材料がある中を、順調とまでは言えないまでも、いまのところ二進一退高となっている。その背景にあるのは、直近ではECBによる12月追加金融緩和観測になるものの、私は本質は別のところにあると見ている。

 それは何か? 米国経済の堅調な成長だ。日々発表される同国の主要経済指標はそれを証明するものもあるし、否定するものもあり、一定しない。しかし、肝心な指標は堅調な成長を明確に表示している。肝心な指標とは、雇用関係のそれになる。

●米経済成長に的を絞って投資!

 以前も紹介した通り、米国の失業率は5.1%に低下しているし、週単位で発表される失業保険申請件数も減少を続けている。22日発表された直近の失業保険申請件数は、前週比3000件増の25万9000件だったものの、引き続き記録的低水準にある。

 これらによって明らかなのは、もちろん雇用の改善だが、その背景にあるのは米国経済のパイ拡大だ。これがなければ雇用環境は改善しない。日本では雇用は良くて当たり前的なところがあって、関連指標はあまり重要視されない。しかし、海外では、まず雇用ありきだ。だからこそ、毎月の月初めに発表される米国の雇用統計がわれわれ日本人から見ると異常ともいえるほど重視されるのだ。

 ところが、その発表が終わると、つい雇用についての関心が薄らいでしまい、米国の利上げ時期はいつになるか、中国経済の減速懸念が……と関心があちこちに向かってしまう。

 これでは腰の座った投資は困難であり、ここは改めて米国経済の堅調成長に的を絞って成果を上げるようにしたい。

 そこで、期待が持てるのはすでに取り上げたがイメージセンサーの需要拡大が続くソニー <6758> であり、年後半は自動車販売世界首位の座に返り咲くのがほぼ間違いないトヨタ <7203> 、米国での「チェキ」販売が好調な富士フイルム <4901> になる。

 中堅銘柄では黒田電気 <7517> 、ヨロズ <7294> なども現在水準で投資しておけば、安全度が高い。新興市場銘柄ではアイサンテク <4667> [JQ]が魅力的だ。

2015年10月23日 記

●北浜 流一郎(株式アドバイザー)
慶応大学商学部中退後、コピーライター、週刊誌記者、作家業を経て株式アドバイザーへ。マネー誌、証券紙などの株式欄を担当し、ラジオ番組でも活躍。

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