4650 SDエンターテイメント JQ 14:57
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2016年01月19日13時35分

健康コーポレーション<2928> RIZAPは健康管理を含めた生涯のサポートサービスへと進化


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』1月18日放送において、健康コーポレーション<2928>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


Q、どのような事業を行っている会社でしょうか。
2003年、瀬戸健(せとたけし)社長により「健康」をテーマに設立された企業で、「豆乳クッキーダイエット」の大ヒットを受けて、2006年に上場しました。東京都の新宿区に本社を置きながらも、札幌アンビシャス市場に上場しているというユニークな企業なのですが、東証への鞍替えも視野に入れているようです。
もともとは美容・健康通販事業の単一セグメントでしたが、積極的なM&Aにより業容を拡大させています。グループの傘下には、インテリア雑貨やオーガニック化粧品などを手掛けるイデアインターナショナル<3140>、ゲームセンターやボーリング場などエンタメ施設の運営を行うSDエンターテイメント<4650>、ファッション通販を展開する夢展望<3185>といった3社の上場企業も名を連ねています。
事業ドメインを「すべての人がより“健康に”、より“輝く”人生を送るための『自己投資産業』」としており、なかでも入会待ちが多数発生している大人気のパーソナルトレーニングジムを手掛けている子会社のRIZAPが大躍進中です。

Q、業績についてはいかがでしょうか?
1月15日の取引終了後、2016年3月期の第3四半期決算を発表しました。売上高は前年同期比39.3%増の395.14億円、営業利益は同2.5倍の35.33億円と大幅な増収増益で着地しています。第3四半期単体では四半期ベースで過去最高となる営業利益20.09億円を達成し、2016年3月期の通期計画である営業利益50.04億円に向けて順調な推移といえます。
また、同時に1株あたりの配当予想の修正を発表しましたが、これは計算に期中平均株式数を用いているためであり、配当総額の予想に変更はありません。
なお、前期の第3四半期決算発表日は2月12日だったのですが、発表を1ヶ月近く前倒しすることで株主への発信スタンスを大きく前進させています。

Q、好業績の主な要因は何でしょうか?
RIZAPを中心とした美容・健康関連事業が特に絶好調です!同事業の売上高は第3四半期累計で前年同期比51.2%増の218.20億円、営業利益は同2.7倍の41.67億円と高い伸びを示しています。RIZAPは積極的な広告宣伝活動により新規会員数が更に伸長した結果、累計会員数が4.4万人を超えています。

Q、業績の牽引役となっているRIZAPの事業内容について教えてください。
同社が3日坊主市場に注目し、RIZAPを立ち上げたのは2012年2月22日のことです。ダイエットを専属トレーナーと2人3脚で行うパーソナルトレーナー市場をイチから開拓したことが大当たりしました。具体的には、完全個室で専属トレーナーによるマンツーマンでのトレーニングを行い、食事面では糖質制限の指導を行うというのがRIZAPメソッドの特徴です。ゲストは毎日食べた物をトレーナーにメールで報告するなど、目標達成に導くにはゲストとの信頼関係や強い絆が必要であることから、RIZAPのトレーナーは筋トレのスキル以上に高いコミュニケーション能力が求められているようです。

Q、RIZAPのサービスが顧客ニーズにマッチした以外に急成長した理由は何でしょうか?
急成長の理由の1つとして、RIZAPはサービスの提供のみを行い、通販事業で高い広告ノウハウをもつ親会社の健康コーポレーションがマーケティングをすべて行っていることが挙げられます。「結果にコミット」のキャッチフレーズで展開しているテレビCMをはじめ、RIZAPのあらゆる広告戦略は健康コーポレーションのプロデュースによるものです。
インパクトの強い効果音にのせてビフォーとアフターの姿を見せるテレビCMが大反響となったことで、RIZAPの知名度が急上昇し、問い合わせ件数を大幅にアップさせることに成功しました。「結果にコミット」とは、お客様に「人生最高の体と自信」を提供するということであり、ダイエットの枠を超えたボディメイクといえるコミット力はRIZAPならではの強みではないでしょうか。
RIZAPは2015年のCM好感度ランキングで3位に輝いた他、「結果にコミット」のフレーズが2015年の流行語大賞にノミネートされました。15日からは、人気アイドルグループの峯岸みなみさんを起用した新CMが放映開始となり、早くも話題になっているようです。

Q、RIZAPが今期さらに大躍進を遂げた背景をもう少し詳しく教えてください。
まず、今期から医療・ヘルスケア領域に本格進出し、医療機関との提携や医療ビッグデータの分析などを積極的に行っていることは、大きな変化です。提携医療機関からのゲスト紹介の他、法人会員プラン開始に伴う新規会員の拡大や、ゲストからの友達紹介など、広告に頼らない会員獲得が増加したことにより収益構造が大きく向上しました。
同社は上期に大幅な広告費を計上するため下期偏重型なのですが、今期は5年ぶりに第1四半期から営業黒字化を達成するなど広告費の回収スピードが早まっています。

Q、収益構造の変化における要素は他にもあるのでしょうか?
はい。理想の体を手に入れたゲストの体型を維持してもらうために新設した「年間ライフサポートプラン」の導入により、再契約する顧客も増加傾向です。RIZAPはこれまで、人生のワンポイントでの利用者のみがターゲットだったわけですが、プログラム終了後も継続して通っていただき、健康管理を含めた生涯のサポートサービスへと進化させています。
さらに、健康コーポレーションが通販事業で培ったノウハウを活かし、サプリメントなどの定期購入を導入後、物販の売上も好調です。そのため、物販を含めたRIZAPの平均単価が上昇しているようです。

Q、その他、注目ポイントはどのあたりでしょうか?
瀬戸社長は先日、雑誌「経済界」の第41回経済界大賞で、目覚ましい活躍を遂げた若手経営者に贈られる「ライジング賞」を受賞するなど、その経営手腕が高く評価されています。
RIZAPのブランド力、健康コーポレーションのマーケティング力に大きな関心が集まっている模様で、昨年はSBIグループ<8473>、ソフトバンクといった大手企業との業務提携も相次いで発表されました。双方の強みや顧客基盤などを活かした新サービスや商品開発を行っていく方針ですので、今後の展開が楽しみです。
また、海外展開においては、5ヶ国目の進出となる米国での新規オープンを間近に控えています。香港ではすでに多店舗展開をしており、海外展開の更なる加速も期待されます。
一方、ゴルフのスコアにコミットする新規事業「GLEX(グレックス)」も好調で、拡大を決定しています。今後も同社の事業ドメインである自己投資をキーワードに、様々な新規事業を展開していく方針であることも注目です。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TM》

 提供:フィスコ

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