信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

4650 SDエンターテイメント

東証S
278円
前日比
-5
-1.77%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
248 1.84
時価総額 25.0億円
比較される銘柄
RIZAP, 
ランシステム, 
東祥

銘柄ニュース

戻る
 

SDエンター Research Memo(12):フィットネス事業、2020年までに売上100億円を目指す


■業績動向

(3) 2017年3月期の考え方

2017年3月期について、SDエンターテイメント<4650>は増収増益予想を発表してくるものと、弊社では考えている。具体的な数字は現時点では不明であるが、弊社では、同社の中期ビジョンなどをもとに以下のようにイメージしている。結論を先に言えば、2017年3月期の売上高は10,100百万円~10,600百万円との試算が可能だ。

同社は2015年3月期にSDフィットネス中期ビジョンを発表した。そこにおいて同社は、フィットネス事業の売上高を、2015年3月期の2,281百万円から2018年3月期には5,100百万円に拡大させるとしている。その骨子は、会員数の増大と客単価の向上だ。

フィットネス事業の2016年3月期の売上高は、第2四半期実績を踏まえて、2,300百万円と想定した。10月の新規会員はキャンペーンでの入会のため、第4四半期からの売上となることを考慮した。2017年3月期については、期中の新規会員増がどんなペースで進むかの想定が難しいため、期中平均会員数が、30,000人~35,000人程度のレンジに収まるのではないかと想定し、売上高は3,000百万円~3,500百万円と仮定した。

ボウリング事業やGAME事業についてはSDフィットネス中期ビジョン発表当時に比べて見通しが好転しているのではないかと弊社では推測している。大まかなイメージとしては、発表当時はこれら事業部門の成長率を0%~5%成長とみていたものを、5%~10%成長へと引き上げたイメージだ。フィットネス事業以外の売上高をひとくくりにして、2016年3月期は前期比6.4%増収の5,700百万円、2017年3月期は同7%増収の6,100百万円と仮定した。

加えて、連結子会社の寄与がある。2017年3月期はエムシーツーが堅調に推移する一方、フォーユーは事業モデルの構築に時間がかかる可能性を考慮しておくべきであろう。エムシーツーの堅実な成長とフォーユーの事業モデル構築が完成し収益貢献が始まるとみて、両社合計で1,000百万円の売上高と仮定した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《RT》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均