ミズホメディは後場急落、第３四半期は営業赤字に転落

　ミズホメディー<4595>は後場急落している。正午ごろに発表した第３四半期累計（１～９月）単独決算が、売上高２４億９１００万円（前年同期比３９．７％減）、営業損益２億３９００万円の赤字（前年同期５億３０００万円の黒字）となり、営業赤字に転落したことが嫌気された。

　１９／２０年シーズンのインフルエンザの流行が大きなピークがないまま終息し、インフルエンザ検査薬の売上高が大幅に減少したほか、受診控えによる医療機関の外来患者の減少に伴い感染症全般の検査需要が減少し、検査薬全体の売り上げが落ち込んだことが響いた。

　なお、同時に未定としていた２０年１２月期通期業績予想を発表しており、売上高４２億５４００万円（前期比３３．８％減）、営業利益２億３５００万円（同７８．８％減）を見込むとした。年間配当は期末一括６円（前期２９円）を予定している。

出所：MINKABU PRESS