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4588 オンコリス

東証G
668円
前日比
-30
-4.30%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.56
時価総額 140億円
決算発表予定日

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オンコリスバイ Research Memo(10):第三者割当新株予約権の行使により当面の事業活動資金を確保


■業績動向と今後の見通し

4. 財務状況と経営指標
オンコリスバイオファーマ<4588>の2017年12月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比462百万円増加の3,602百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では新株予約権の行使が進んだことで現預金が458百万円増加し、固定資産ではプレシジョンの出資に伴い投資有価証券が42百万円増加した。

負債合計は前期末比34百万円増加の557百万円となった。未払金が44百万円減少した一方で有利子負債が88百万円増加した。また、純資産合計は前期末比427百万円増加の3,044百万円となった。四半期純損失518百万円を計上したが、新株予約権の権利行使に伴い資本金及び資本準備金が合わせて964百万円増加したことが要因だ。

経営指標を見ると、自己資本比率が84.1%、有利子負債比率が14.9%といずれも前期末とほぼ同水準で推移した。2017年12月期第2四半期末の現預金は3,022百万円となっており、第三者割当に伴う新株予約権の行使で2017年7月は新たに340百万円を調達している。未行使率は9%となっており、現在の株価水準からすると残り120百万円程度の調達が可能と見られる。治験費用を中心とした研究開発費は2018年12月期も700?800百万円の水準になる見通しであり、今後2年程度の事業活動資金は手元キャッシュで賄えるものと弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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