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2016年06月17日18時05分

オンコリスバイオファーマ<4588>---新規がん治療薬や新規がん検査薬の開発を進めるバイオベンチャー


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』6月2 日放送において、オンコリスバイオファーマ<4588>を取り上げている。主な内容は以下の通り。


Qこちらはどんな会社でしょうか?

アデノウイルスの遺伝子改変技術を活用した新規がん治療薬や、新規がん検査薬の開発を目的に2004 年に設立されたバイオベンチャーです。
開発した医薬品候補のライセンスアウトとロイヤリティ収入で収益を獲得する医薬品事業と、CTC (血中循環がん細胞) 検査薬の販売及び受託検査からなる検査事業を展開しています。まだ、開発品の上市(じょうし)実績はなく、開発ステージの企業となっています。
オンコリスバイオファーマの成長ポテンシャルである抗がん剤のテロメライシとCTC検査薬の テロメスキャン この2つの創薬はまだ売上に反映されていないため、株価に織り込まれていない水準にあると弊社では見ており、今後の開発動向に注目しています。


Qテロメライシとテロメスキャンとはどんな創薬ですか?

テロメライシンは、国内での臨床研究により末期の食道がんを対象とした放射線療法との併用で、腫瘍の縮小効果が認められています。また、米国でも第1 相臨床試験の結果、末期のメラノーマなど固形がんで腫瘍縮小効果が認められているものです。

テロメスキャンは クラゲの蛍光発光機能を持つ遺伝子をテロメライシンに組み込んだもので、CTC に感染すると緑色に発光する作用を利用した検査薬です。肺がんなど既存技術では検出が難しかったがん種での検出率も高く、また、生きたCTC を検出できるため、
がんの悪性度の検査もできるといった長所を持ちます。


Q事業内容の詳細について教えてください。

事業セグメントは、医薬品事業と検査事業の2 つで構成されています。
医薬品事業では、がんや重症感染症などの難病などを対象に安全で有効な新薬を創出することを方針とし、また、検査事業ではウイルスの遺伝子改変技術を生かした新しい検査法による特殊検査プラットフォームビジネスの提供を事業方針としています。

なお、医薬品事業、検査事業ともにアウトソーシングを活用することで、開発期間の短縮化・開発経費の最適化を図っています。


Q足元の業績・通期業績については如何でしょうか?

2016年12月期第1四半期決算は、売上高が前年同期の約15倍の0.29億円(2千900万円)、
営業損失は1.82億円(1億8千200万円)、当期純損失は1.86億円。(1億8千600万円)
16年12月期通期については、売上高が前期比55.5%増の1.88億円(1億8千800万円)、
営業損失が12.73億円(12億7千300万円)、当期純損失が12.76億円(12億7千600万円)とする期初計画を据え置いています。


Q中期経営計画に関しても教えてください。

世界のバイオマーカー市場は2018 年に検査サービス等も含めて、総額408 億ドル規模となり、そのうちCTC 市場はがん患者の増加に伴って年率2 ケタ伸長し、79 億ドルが予想されています。
CTC 市場において、オンコリスバイオファーマの打ち出している「テロメスキャン」の性能の高さから、今後、一定のシェアを獲得することは可能と見ています。2020年段階で検査キットの売上高だけで5 ?10 億円を目指していく考えです。


ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《SF》

 提供:フィスコ

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