UMNファーマ、今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で92%の赤字
併せて、通期の同損益を従来予想の18.5億円の赤字→34億円の赤字(前期は39.6億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を91.9%毀損する規模となった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3.3億円の黒字→12.2億円の赤字(前年同期は22.8億円の赤字)に減額し、一転して赤字見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は8.9億円の赤字(前年同期は12.6億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-7387.5%→-3208.0%に改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1)連結業績予想 UMN-0502(組換えインフルエンザHA ワクチン(多価)、以下、「UMN-0502」といいます。)について、平成26年5月に提携先であるアステラス製薬株式会社が、インフルエンザの予防の効能・効果で、厚生労働省に対して製造販売承認申請を行い、審査対応を共同で進めております。 審査の実施主体は、平成27年2月13日開示「平成26»続く
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 対通期 進捗率 |
発表日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
14.01-09 | 1,094 | -2,978 | -3,226 | -2,937 | -345.8 | - | 14/10/31 |
15.01-09 | 70 | -2,959 | -3,075 | -3,074 | -321.3 | - | 15/10/30 |
前年同期比 | -93.6 | 赤縮 | 赤縮 | 赤拡 | 赤縮 | (%) |
今期の業績予想
今期【予想】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2013.12 | 93 | -4,421 | -4,147 | -3,717 | -491.6 | 0 | 14/02/14 |
2014.12 | 1,108 | -3,942 | -4,249 | -3,961 | -452.3 | 0 | 15/02/13 |
前期比 | - | - | - | - | - | (%) |
3ヵ月業績の推移【実績】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 売上営業 損益率 |
発表日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
14.07-09 | 16 | -1,182 | -1,259 | -1,260 | -148.3 | -7,387.5 | 14/10/31 |
14.10-12 | 14 | -964 | -1,023 | -1,024 | -116.9 | -6,885.7 | 15/02/13 |
15.01-03 | 42 | -485 | -461 | -457 | -47.9 | -1,154.8 | 15/04/30 |
15.04-06 | 3 | -1,672 | -1,725 | -1,726 | -180.4 | -55,733.3 | 15/07/31 |
15.07-09 | 25 | -802 | -889 | -891 | -93.1 | -3,208.0 | 15/10/30 |
前年同期比 | +56.3 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | (%) |
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・決算期表記後の「*」は上場前の決算を示し、2018年以前に新規上場した銘柄では1株あたりの項目は株式分割などによる換算修正は行っていません。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。