米株
今週の上方修正【大予想】 30社選出 ＜成長株特集＞
19年3月期第3四半期累計(4-12月)決算発表が本格化するとともに、今週から業績修正を発表する企業が増えてくる。上場企業の決算発表スケジュールは毎年一定していることが多く、業績修正を発表するタイミングも同じ時期になりやすい。業績修正の時期を予測するには、過去のデータが大変参考になる。そこで本特集では、株探プレミアム会員向けに提供している各銘柄の決算ページに掲載の【業績修正履歴】をもとに、今週(28日～2月1日)上方修正する銘柄を予想してみた(1月25日現在)。
下表では、時価総額50億円以上の銘柄を対象に、上期経常利益の通期計画に対する進捗率が50％を超え、かつ同進捗率が過去5年平均を5ポイント上回っている銘柄をピックアップ。さらに、昨年の1月29日～2月2日に通期業績を上方修正した履歴がある30社を、今週上方修正に踏み切る可能性が高い有力候補として選び出し、進捗率が大きい順に記した。
数年連続で第3四半期決算の発表前または発表時に上方修正している銘柄は、今年も上方修正する可能性が高く注目したい。明治海運 <9115> は6年連続、アドバンテスト <6857> と小野薬品工業 <4528> は4年連続、黒崎播磨 <5352> は3年連続でそれぞれ経常利益を上方修正しており、今年も有望だ。また、上期実績の対通期進捗率が80％を上回るメガチップス <6875> 、ホシデン <6804> 、フォスター電機 <6794> も業績上振れが期待される。メガチップスは信用取引の買い残がほとんどなく、信用倍率0.2倍台と売り長になっており、需給面でも投資妙味がある。
寺岡製作所 <4987> [東証２]、カワタ <6292> 、東邦チタニウム <5727> の3社は昨年上方修正した直後に急騰した実績があり、今年も上方修正した際は大きな株価インパクトが期待できそうだ。そのほか、椿本興業 <8052> は直近3ヵ月の7-9月期に四半期ベースの最高益を達成し、通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長“青天井”銘柄として注目したい。予想PER10倍以下、PBR1倍割れ、配当利回り3％超と指標面で割安感が強く、上値余地は大きいとみられる。
┌ 対通期進捗率 ┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 4-9月期 5年平均 4-9月期 通期計画
<6875> メガチップス 205 69.7 615 300
<6804> ホシデン 91.6 45.0 9157 10000
<6794> フォスター 87.9 41.1 2198 2500
<9115> 明治海 84.7 43.8 2117 2500
<4987> 寺岡製 65.6 42.3 1155 1760
<6857> アドテスト 64.4 45.3 35097 54500
<4367> 広栄化学 63.9 44.2 894 1400
<7267> ホンダ 63.5 57.0 641324 1010000
<9003> 相鉄ＨＤ 62.4 52.6 17353 27800
<5491> 日金属 61.6 42.9 1601 2600
<7752> リコー 61.1 49.8 50077 82000
<6292> カワタ 60.8 48.9 1215 2000
<8052> 椿本興 60.4 46.4 3022 5000
<4205> ゼオン 59.6 50.0 20273 34000
<4921> ファンケル 58.3 23.0 7172 12300
<6305> 日立建機 58.0 35.4 48714 84000
<4581> 大正薬ＨＤ 57.5 48.0 22710 39500
<9119> 飯野海 56.4 50.3 3270 5800
<2393> ケアサプライ 56.3 47.8 1069 1900
<5727> 邦チタ 56.1 43.3 2804 5000
<7995> バルカー 55.8 47.8 3347 6000
<7510> たけびし 55.5 45.4 1936 3490
<4528> 小野薬 55.1 43.2 36917 67000
<6807> 航空電子 54.1 44.9 10606 19610
<7823> アトネイチャ 52.9 45.4 1489 2813
<6632> ＪＶＣケンウ 52.8 32.0 3165 6000
<2002> 日清粉Ｇ 52.5 46.1 16809 32000
<9902> 日伝 52.4 44.3 3393 6470
<5352> 黒崎播磨 51.0 44.3 5768 11300
<4644> イマジニア 50.1 35.3 371 740
※経常利益の単位は百万円。
株探ニュース
下表では、時価総額50億円以上の銘柄を対象に、上期経常利益の通期計画に対する進捗率が50％を超え、かつ同進捗率が過去5年平均を5ポイント上回っている銘柄をピックアップ。さらに、昨年の1月29日～2月2日に通期業績を上方修正した履歴がある30社を、今週上方修正に踏み切る可能性が高い有力候補として選び出し、進捗率が大きい順に記した。
数年連続で第3四半期決算の発表前または発表時に上方修正している銘柄は、今年も上方修正する可能性が高く注目したい。明治海運 <9115> は6年連続、アドバンテスト <6857> と小野薬品工業 <4528> は4年連続、黒崎播磨 <5352> は3年連続でそれぞれ経常利益を上方修正しており、今年も有望だ。また、上期実績の対通期進捗率が80％を上回るメガチップス <6875> 、ホシデン <6804> 、フォスター電機 <6794> も業績上振れが期待される。メガチップスは信用取引の買い残がほとんどなく、信用倍率0.2倍台と売り長になっており、需給面でも投資妙味がある。
寺岡製作所 <4987> [東証２]、カワタ <6292> 、東邦チタニウム <5727> の3社は昨年上方修正した直後に急騰した実績があり、今年も上方修正した際は大きな株価インパクトが期待できそうだ。そのほか、椿本興業 <8052> は直近3ヵ月の7-9月期に四半期ベースの最高益を達成し、通期計画も最高益更新を見込む、いわゆる利益成長“青天井”銘柄として注目したい。予想PER10倍以下、PBR1倍割れ、配当利回り3％超と指標面で割安感が強く、上値余地は大きいとみられる。
┌ 対通期進捗率 ┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 4-9月期 5年平均 4-9月期 通期計画
<6875> メガチップス 205 69.7 615 300
<6804> ホシデン 91.6 45.0 9157 10000
<6794> フォスター 87.9 41.1 2198 2500
<9115> 明治海 84.7 43.8 2117 2500
<4987> 寺岡製 65.6 42.3 1155 1760
<6857> アドテスト 64.4 45.3 35097 54500
<4367> 広栄化学 63.9 44.2 894 1400
<7267> ホンダ 63.5 57.0 641324 1010000
<9003> 相鉄ＨＤ 62.4 52.6 17353 27800
<5491> 日金属 61.6 42.9 1601 2600
<7752> リコー 61.1 49.8 50077 82000
<6292> カワタ 60.8 48.9 1215 2000
<8052> 椿本興 60.4 46.4 3022 5000
<4205> ゼオン 59.6 50.0 20273 34000
<4921> ファンケル 58.3 23.0 7172 12300
<6305> 日立建機 58.0 35.4 48714 84000
<4581> 大正薬ＨＤ 57.5 48.0 22710 39500
<9119> 飯野海 56.4 50.3 3270 5800
<2393> ケアサプライ 56.3 47.8 1069 1900
<5727> 邦チタ 56.1 43.3 2804 5000
<7995> バルカー 55.8 47.8 3347 6000
<7510> たけびし 55.5 45.4 1936 3490
<4528> 小野薬 55.1 43.2 36917 67000
<6807> 航空電子 54.1 44.9 10606 19610
<7823> アトネイチャ 52.9 45.4 1489 2813
<6632> ＪＶＣケンウ 52.8 32.0 3165 6000
<2002> 日清粉Ｇ 52.5 46.1 16809 32000
<9902> 日伝 52.4 44.3 3393 6470
<5352> 黒崎播磨 51.0 44.3 5768 11300
<4644> イマジニア 50.1 35.3 371 740
※経常利益の単位は百万円。
株探ニュース
