東和薬品が続落、薬価改定による影響などで１７年３月期業績予想を下方修正

　東和薬品<4553>が続落。前週末２８日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を９３５億円から８８４億円（前期比７．７％増）へ、営業利益を１０５億円から７２億円（同３５．３％減）へ、純利益を７４億５０００万円から３６億円（同５３．１％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　４月の薬価改定による薬価低下の影響を補いきれず、売上計画を達成できなかったことに加えて、ジェネリック医薬品数量シェアの伸びが想定に比べて低く、販売数量も想定を下回ったことが要因としている。また、生産数量の減少で原価率が計画に比べ上昇し、売上総利益が低下したことも利益を押し下げたという。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）