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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4549 栄研化学

東証P
2,025円
前日比
+20
+1.00%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.0 1.40 2.52 2.13
時価総額 811億円
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塩野義
決算発表予定日

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<動意株・20日>(大引け)=明豊エンタ、GMO-FG、キユーピーなど

 明豊エンタープライズ<8927>=続伸。19日の取引終了後、東京都世田谷区の販売用不動産「エルファーロ松陰神社前」を譲渡したと発表しており、これが好材料視されている。 今回譲渡した「エルファーロ松陰神社前」は鉄筋コンクリート造4階建ての共同住宅で、譲渡先は非開示。また、売却価格は20年7月期末連結純資産額(43億7200万円)の30%未満及び連結売上高(99億700万円)の10%未満で、売却益は連結経常利益(4億4400万円)の30%未満としている。

 GMOフィナンシャルゲート<4051>=急動意。独立系資産運用会社であるティー・ロウ・プライスの日本法人が19日付で関東財務局に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出。報告書によると、ティー・ロウ・プライス・ジャパンの同社株式保有比率は5.24%となり、新たに5%を超えたことが判明した。これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。なお、保有目的は純投資で、報告義務発生日は11月13日となっている。

 キユーピー<2809>=大幅反発。19日の取引終了後、20年11月期の連結業績予想について、営業利益を240億円から275億円(前期比14.2%減)へ、純利益を77億円から107億円(同42.8%減)へ上方修正したことが好感されている。依然として業務用向け商品を中心に厳しい環境が続く見通しであるものの、コスト低減の取り組みを強化したことに加えて、海外での利益回復が予想を上回る見込みであることが要因としている。なお、売上高5300億円(同2.9%減)は従来見通しを据え置いた。

 栄研化学<4549>=急伸。19日の取引終了後、海外展開を進めているLAMP法を用いた新型コロナウイルス検出試薬について、CEマーク認証を取得したと発表しており、これを好感した買いが向かった。今回のCEマーク認証取得により、EU加盟国で体外診断薬としての販売が可能となる。また、インドではパートナー企業のアガッペ・ダイアグノスティクス社へ試薬原料の供給を開始しており、アガッペ社が新型コロナウイルス検出試薬キットとして既に11月10日に発売しているという。

 ブレインパッド<3655>=4日ぶりに急反発。19日の取引終了後、伊藤忠商事<8001>とデータを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進で資本・業務提携すると発表しており、これが好材料視されている。ブレインPは18年から伊藤忠とDX推進のためのデータ活用事例の創出とそのための基盤・体制構築に着手しており、現在は伊藤忠グループの各現場で、サプライチェーン関連のデータを活用した発注・在庫・物流の最適化や、店舗などの消費者接点の強化といったデータ活用の実用化が進展。今回、その体制を更に強化するために資本・業務提携するという。なお、資本提携により、伊藤忠はブレインP株22万3000株(発行済み株式数の3.00%)を取得する予定だ。

 シキボウ<3109>=物色人気で急伸。同社は19日取引終了後、抗ウイルス加工「フルテクト」の新型コロナウイルスに対する効果を確認したことを発表、これを材料視する形で投資資金が集中した。フルテクトについては、同社が今年4月10日付でコロナウイルスに対して抗ウイルス効果があるとの試験結果が得られたことを開示していたが、今回は新たに日本繊維製品品質技術センターによる抗ウイルス性試験の結果、新型コロナウイルスに対しての効果が確認されたという。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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