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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4549 栄研化学

東証P
1,970円
前日比
+15
+0.77%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
22.4 1.37 2.59 1.87
時価総額 789億円
比較される銘柄
タカラバイオ, 
カイノス, 
塩野義
決算発表予定日

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ 富士フイルム


●富士フイルム <4901>  【目標株価】4750円(2日終値4243円)

「ヘルスケア分野の成長性光る」

 富士フイルムホールディングス <4901> の上昇一服場面は積極的に狙ってみたい。テクニカル的にも13週・26週移動平均線のゴールデンクロスを示現し戻り相場佳境入り、4月下旬の高値水準である4700~4800円近辺を試す動きが想定される。

 再生医療や、抗体医薬品などのヘルスケア事業に注力の構えをみせている。バイオ医薬品の受託製造が好調な伸びを示すほか、抗がん剤やアルツハイマー治療薬など創薬技術にも期待が大きい。中国屈指の複合企業である華潤集団とヘルスケア領域を中心とした包括的提携で合意、巨大市場中国でのビジネス拡大に対する思惑も株価の居所を変える原動力となろう。

 17年3月期の連結売上高を2兆5500億円から2兆4000億円(前期比3.7%減)へ、営業利益を2200億円から1920億円(同0.4%増)へ下方修正したものの、株価は既にこれを織り込んだ。マーケットの視線は来期の成長路線復帰に向いている。18年3月期はトップラインが増加に転じ、営業利益段階でも2100億円を超えて2ケタ増益基調に浮上してくる可能性が指摘されている。

●栄研化 <4549>  【目標株価】3500円(2日終値2906円)

「インフルエンザ関連として注目、足もと業績も好調」

 栄研化学 <4549> は臨床検査薬の大手。 インフルエンザやマイコプラズマ肺炎が流行するなか、独自の遺伝子増幅法「LAMP法」を利用したウイルス検査キットなどを展開している同社に注目したい。

 足もと業績は好調で、17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業利益は23億2500万円(前年同期比18.7%増)となり、通期計画27億1000万円に対する進捗率は85.8%に達した。主力製品の便潜血検査用試薬の売り上げが堅調に推移したほか、微生物検査用試薬では迅速検査キット(イムノキャッチシリーズ)の売り上げが拡大。遺伝子検査(LAMP法)試薬および特許料収入も増加した。

 株価は10月19日に年初来高値3175円をつけたあと利益確定売りに押されたが、75日移動平均線まで調整したことで一巡感が台頭。5日移動平均線が再び25日移動平均線を上抜けたことでチャート妙味が浮上しており、年初来高値奪回からの一段高が期待される。


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