栄研化が反落、17年3月期は海外向け便潜血検査用試薬の売上拡大と利益率向上を見込む
栄研化学<4549>が反落。一時はプラスに浮上する場面があったものの上値が重く、現在は小幅安で推移している。
いちよし経済研究所はリポートで、16年3月期第4四半期(1~3月)には米国向け便潜血検査用試薬が在庫調整の一巡などで売上が回復すると見て、同社に対する16年3月期業績予想を継続。17年3月期は海外向け便潜血検査用試薬の売上拡大とそれに伴う利益率の向上を見込み、前期予想比2割の経常増益を予想するほか、欧州地域はフランスやスペインでの売上増加に加え、英国での集団検診への採用による出荷を見込む、としている。
ただ、いちよしの予想利益水準は株価に織り込まれていると見て、レーティング「B」(中立)およびフェアバリュー2000円を継続している。
《MK》
株探ニュース
いちよし経済研究所はリポートで、16年3月期第4四半期(1~3月)には米国向け便潜血検査用試薬が在庫調整の一巡などで売上が回復すると見て、同社に対する16年3月期業績予想を継続。17年3月期は海外向け便潜血検査用試薬の売上拡大とそれに伴う利益率の向上を見込み、前期予想比2割の経常増益を予想するほか、欧州地域はフランスやスペインでの売上増加に加え、英国での集団検診への採用による出荷を見込む、としている。
ただ、いちよしの予想利益水準は株価に織り込まれていると見て、レーティング「B」(中立)およびフェアバリュー2000円を継続している。
《MK》
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