東製鉄、キッセイ薬◆今日のフィスコ注目銘柄◆
東製鉄<5423>
2021年3月期業績は、売上高が前期比21.4%減の1414.48億円、営業利益は同77.0%減の39.95億円だった。新型コロナ感染拡大によって鋼材の販売量が大幅に縮小したほか、原料である鉄スクラップの価格上昇も影響した。なお、2022年3月期は世界的な鋼材需要の拡大が追い風になるとして、売上高が前期比56.2%増の2210億円、営業利益は同200.3%増の120億円を見込んでおり、今期急回復を材料視した展開に期待。また、発行済み株式数の1.8%にあたる自社株買いも発表している。
キッセイ薬<4547>
3月22日高値2790円をピークに調整を続けており、直近では支持線として意識されていた75日線を割り込んでいる。週間形状では長い上ヒゲ形成でピークとなり、その後の調整で13週線を割り込み、26週線まで下落。シグナルは悪化傾向にあるものの、いったんは26週線を支持線としリバウンドを試す展開が見込まれる。
《FA》
提供:フィスコ