久光薬が反発、医療用医薬品苦戦で第3四半期は営業減益も観測記事を上回る
久光製薬<4530>が反発。前週末12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(17年3~11月)連結決算が、売上高1095億5300万円(前年同期比0.2%減)、営業利益206億8700万円(同5.9%減)、純利益158億4000万円(同13.6%減)となったが、昨年12月26日には日本経済新聞で「2017年3~11月期の連結営業利益は、前年同期比11%減の200億円程度になったもようだ」との観測も出ていただけに、これを上回って着地したことが好感されている。
第3四半期累計業績は、経皮鎮痛消炎剤「モーラス パップXR」などは好調に推移したものの、前年の薬価改定に伴う買い控えの反動や、後発品使用促進策による影響を受けた医療用医薬品が苦戦した。一般用医薬品は主力「サロンパス」「フェイタス」を中心に国内・米国で好調だったが、医療用の苦戦や原価高をカバーするには至らなかった。
なお、18年2月期通期業績予想は、売上高1470億円(前期比0.7%増)、営業利益241億円(同8.4%減)、純利益185億円(同9.3%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
第3四半期累計業績は、経皮鎮痛消炎剤「モーラス パップXR」などは好調に推移したものの、前年の薬価改定に伴う買い控えの反動や、後発品使用促進策による影響を受けた医療用医薬品が苦戦した。一般用医薬品は主力「サロンパス」「フェイタス」を中心に国内・米国で好調だったが、医療用の苦戦や原価高をカバーするには至らなかった。
なお、18年2月期通期業績予想は、売上高1470億円(前期比0.7%増)、営業利益241億円(同8.4%減)、純利益185億円(同9.3%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)