貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4528 小野薬品工業

東証P
2,321.5円
前日比
-5.0
-0.21%
PTS
2,321.6円
10:39 04/18
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.7 1.39 3.45 15.41
時価総額 11,577億円
比較される銘柄
エーザイ, 
協和キリン, 
アステラス
決算発表予定日

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注目銘柄ダイジェスト(前場):小野薬、藤倉ゴム、日本郵船など


日本郵船<9101>:210円(前日比+4円)
切り返して続伸。先週末、上半期に1950億円の特別損失を計上と発表。市況低迷で保有船舶の収益性が低下していることが背景。赤字幅の大幅な拡大は避けられず、配当金についても変更を検討と。ただ、今回の減損計上は、先に商船三井などが実施していることからもサプライズは限定的、18.3期にかけての損益改善にもつながるものであり、短期的には悪材料出尽しと捉えられている。

ベスト電器<8175>:127円(前日比+16円)
急伸。寄り付き前に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は10.9億円から18.2億円に、通期では23億円から30億円に上方修正。売上高は下振れしたものの、利益率が改善したほか、経費の削減も進んだもよう。第1四半期実績からは上振れ期待もあったと見られるが、事業環境が厳しい中での大幅上方修正にインパクトが先行。

東洋炭素<5310>:1502円(前日比+155円)
一時ストップ高。1000度でも耐える炭素材料を開発との報道が伝わっている。高い耐熱性が必要な航空機のエンジン周辺部材向けなどに売り込んでいくもよう。繊維メーカーが提供している炭素繊維素材はセ氏200-300度程度までしか対応できないとされていることで、航空機市場向けの展開力などに期待が高まる方向のようだ。

藤倉ゴム<5121>:550円(買い気配)
ストップ高買い気配。ホンダと埼玉県産業技術総合センターが、世界で初めてマグネシウムを使い、繰り返し充電できる2次電池の実用化にめどをつけたと報じられている。マグネシウム電池の市場拡大期待から、同社などの関連銘柄には関心が高まる格好になっているようだ。同社は、水を用意するだけで発電可能となるマグネシウム空気電池「WattSatt」などを展開。

小野薬品<4528>:2758円(前日比-382円)
売り気配から大幅安。欧州臨床腫瘍学会で「オプジーボ」の臨床試験結果の詳細が公表されたが、想定されたよりも悪い内容との見方が優勢になっているようだ。良好な結果となった競合薬などとは対象的な状況ともされているもよう。昨日の米国市場では、試験結果を受けて米ブリストル・マイヤーズも急落となっている。なお、同試験の失敗自体はすでに公表済みである。

ANAP<3189>:303円(前日比-33円)
大幅反落。16年8月期決算を発表している。営業損益は0.60億円の赤字だった。従来予想(0.75億円の黒字)を下回ったが、前期(4.85億円の赤字)より赤字幅は縮小した。17年8月期の通期業績については、営業損益で1.02億円の黒字に転換する見通しを示している。同時に自己株式取得を実施することも発表しているが、株価は決算発表を控えた前週末に急伸しており、本日は利益確定売り優勢の展開となっている。

リバーエレテク<6666>:429円(前日比+80円)
ストップ高。音叉型水晶振動子のシリーズに、業界トップの低損失(低直列抵抗)を実現した「TFX-04C」「TFX-03C」の2タイプを新たに加え、量産を開始したと発表している。スマートフォンやウェアラブル端末などの機器は電力消費が大きくなる傾向にあり、小型と低損失性能を両立した音叉型水晶振動子の製品化は市場要求が高かった一方、実現は難しいとされていたという。今後IoTなど成長市場での高い需要を見込んでいる。

シリコンスタ<3907>:4725円(前日比-525円)
大幅に3日続落。15年12月-16年8月期(第3四半期累計)決算を発表している。売上高は前年同期比12.4%減の52.25億円、営業損益は3.34億円の赤字(前年同期は0.39億円の黒字)で着地した。16年11月期の通期業績については、営業利益で前期比12.7%増の3.00億円との見通しを据え置いている。しかし、第3四半期累計の赤字幅は上期(営業損益で1.74億円の赤字)より拡大しており、ネガティブ視されているようだ。

《KS》

 提供:フィスコ

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