貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4523 エーザイ

東証P
5,882円
前日比
+58
+1.00%
PTS
5,880円
13:05 04/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
40.7 2.06 2.72 33.45
時価総額 17,444億円
比較される銘柄
武田, 
第一三共, 
塩野義
決算発表予定日

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本日の注目個別銘柄:日清食品、東洋エンジ、エーザイなど


<3088> マツキヨHD 6280 +430
大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は129億円で前年同期比91.5%増となり、従来予想の90億円を上回る着地となっている。つれて、通期予想は200億円から240億円に上方修正している。インバウンド需要の拡大に伴い、業績上振れ期待は高まっていたとみられるが、地方のグループ子会社の利益改善もあって、市場の期待値も上回る修正幅となっている。配当予想も70円から80円に引き上げている。

<6481> THK 2212 -196
大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は125億円で前年同期比13%減益、従来予想の152億円を下回る格好に。また、通期予想は従来の320億円から210億円にまで下方修正、年間配当金も56円から50円に引き下げている。下方修正が悪材料出尽しにつながるといった期待感もあったが、市場予想は260億円レベルであり、想定以上の修正幅として嫌気される格好に。減配も想定外との見方が多いようだ。

<4321> ケネディクス 504 +32
買い優勢。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価も640円から660円に引き上げている。第3四半期累計の投資進捗に加えて、今後に寄与する投資やAUMも拡大していることから、今期以降の業績予想を増額修正しているもよう。また、自己株式取得の検討などによる資本効率の改善も期待としているようだ。なお、来期、再来期は2割強の増収営業増益を予想している。

<6502> 東芝 295.2 -18.6
売り優勢。原子力事業子会社である米WHが、2012-13年度の決算で計13億ドルの減損損失を計上していたことがわかったと報じられている。決算説明会において減損実施は公表していたものの、金額は非公表であった。金額規模は大きいとの見方が先行する格好になっているようだ。ネガティブな材料に対する開示姿勢に対して、あらためて不信感につながっていくといった警戒感も。

<2897> 日清食品 6330 +550
大幅続伸。前日の前場に発表した上半期決算に対する評価が引き続き高まっている。営業利益は124億円で前年同期比32%増益、従来予想を30億円上振れている。シティグループ証券では投資判断「1」継続で、目標株価を6000円から6700円にまで引き上げ。「カップヌードル」のグローバル化を推進しているが、その成果が表れていると指摘。主力の売り上げ伸長は利益率の改善につながるとして、この戦略を評価したいとしているようだ。

<6330> 東洋エンジ 339 +25
後場は急伸。前引け後に上半期の決算を発表、営業利益は44.2億円で前年同期比44倍の水準となっている。従来の通期予想25億円を大きく超過する格好に。つれて、通期営業利益は25億円の従来予想から75億円にまで上方修正。一部のプロジェクトの収支改善、販管費の抑制効果などが収益上振れの背景に。30億円程度の市場コンセンサスも大幅に上回る上方修正幅となり、プラスインパクトが強まる。

<1805> 飛島建設 214 -12
売り優勢。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は28.3億円で前年同期比3.6倍の水準となっており、第1四半期決算時に上方修正した22億円の従来予想を上回る着地に。また、通期予想は従来の34億円から44億円に上方修正している。ただ、期初計画から上半期実績は16.3億円上振れたにもかかわらず、通期では10億円の修正にとどまっており、インパクトは強まらず。総じて建設株は好決算発表が材料出尽しと捉えられやすい中、同社も手仕舞い売りが優勢に。

<4523> エーザイ 7678 -141
さえない。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げ、目標株価も7800円から7000円に引き下げている。次の試金石となるBAN2401のフェーズ2中間解析の結果発表だが、来年3月3-4日に予定のインフォメーションミーティングには間に合いそうにないとみており、短期的に買いあがる材料に欠けるとの判断のようだ。来期は減収減益が予想されるなど、現在の株価はリスク許容度を超えた水準と指摘へ。

<8306> 三菱UFJ 829.1  +12.6
後場は急速に切り返し、一時は25円高まで上昇。総額1000億円規模の自社株買いを行う方針を固めたとの観測報道が伝わり、材料視される格好になっている。上半期純利益は4500億円としていた期初予想を3割上回る見込みで、株主還元策を強化するようだ。今回で3半期連続の自社株買い実施となる。

<1963> 日揮 2042 +29
堅調。メリルリンチ日本証券では、投資判断を「アンダーパフォーム」から「買い」に、一気に2段階格上げしている。目標株価も2060円から2440円に引き上げへ。ここまでの株価下落で、悪材料は概ね織り込まれたと判断しているようだ。不採算工事の終息で粗利率は17.3期に回復するとみられること、株価水準に割安感が強いこと、配当性向の改善や事業買収・提携といったコーポレートアクションなどが期待できることを評価している。
《XH》

 提供:フィスコ

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