大日本住友製薬<
4506>、エーザイ<
4523>、小野薬品工業<
4528>、科研製薬<
4521>、持田製薬<
4534>など医薬品株が買いを集めている。医薬品セクターは業種別騰落率でも値上がり上位に食い込んでいる。
23日付の日本経済新聞が「三井物産は新薬開発受託業務大手の米クインタイルズ社などと組み、総額1000億円規模の新薬ファンドを立ち上げた。製薬会社の新薬開発にかかる臨床試験(治験)費用の一部を支援する」と報じた。これが製薬会社の新薬開発に伴う資金負担を緩和し、開発を後押しするとの見方が物色人気を後押ししている。また、この流れはバイオ関連全般にも波及、創薬ベンチャーのそーせいグループ<
4565>が大幅高に買われているほか、大日住薬と連携するヘリオス<
4593>や小野薬を筆頭株主とするカルナバイオサイエンス<
4572>なども買い優勢の展開にある。
出所:
株式経済新聞(株式会社みんかぶ)