アステラス薬が後場一段高、自社株買いと17年3月期最終利益の上方修正を好感
アステラス製薬<4503>が後場一段高。この日正午ごろ、上限を3000万株(発行済み株数の1.41%)、または500億円とする自社株買いを発表しており、これを好感した買いが入っている。取得期間は10月31日から12月22日までで、資本効率と株主還元のさらなる向上を図るためとしている。
同時に、17年3月期の連結業績見通しについて、純利益を1970億円から1980億円(前期比2.2%増)へ上方修正したことも好材料視されている。為替の影響を考慮し売上高を1兆3500億円から1兆3000億円(同5.3%減)へ下方修正したが、主力の前立腺がん治療剤「イクスタンジ」などの販売が海外で伸びたことで、上期営業利益が2ケタ増となったことや、海外拠点での研究開発費が減少することが寄与する。
なお、あわせて発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高6516億7300万円(前年同期比5.2%減)、営業利益1570億5700万円(同18.4%増)、最終利益1150億6400万円(同11.8%増)だった。
さらに、独バイオ医薬品企業のガニメドファーマシューティカルズ社を最大8億6000万ユーロで買収することで合意したと発表しており、買収によるパイプライン強化を期待した買いも入っているようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
同時に、17年3月期の連結業績見通しについて、純利益を1970億円から1980億円(前期比2.2%増)へ上方修正したことも好材料視されている。為替の影響を考慮し売上高を1兆3500億円から1兆3000億円(同5.3%減)へ下方修正したが、主力の前立腺がん治療剤「イクスタンジ」などの販売が海外で伸びたことで、上期営業利益が2ケタ増となったことや、海外拠点での研究開発費が減少することが寄与する。
なお、あわせて発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高6516億7300万円(前年同期比5.2%減)、営業利益1570億5700万円(同18.4%増)、最終利益1150億6400万円(同11.8%増)だった。
さらに、独バイオ医薬品企業のガニメドファーマシューティカルズ社を最大8億6000万ユーロで買収することで合意したと発表しており、買収によるパイプライン強化を期待した買いも入っているようだ。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)