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4410 ハリマ化成グループ

東証P
916円
前日比
+7
+0.77%
PTS
917.1円
13:11 04/24
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.58 4.59 9.27
時価総額 239億円
比較される銘柄
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藤倉化, 
丸尾カル
決算発表予定日

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今週の「妙味株」一本釣り! ─ ハリマ化成G


●ハリマ化成G <4410>  【目標株価】1100円(24日終値920円)

「2ケタ成長路線復帰、BPS約1300円で上値余地大」

 ハリマ化成グループ <4410> は8月21日の852円で目先の底値を確認、時価は戻り初動にあり買い妙味が大きい。同社は松ヤニを原料とする化学品の草分け的存在であり、製紙用薬品のほか建築塗料や印刷インキ用の樹脂化成品などを手掛けている。また、高い技術力を背景に電子材料にも展開している。同社が製造する導電性ペーストは熱伝導性に優れ、電子部品の高密度化を可能とするもので多様な印刷方式に対応、「プリンテッドエレクトロニクス」分野での活躍が期待される。

 業績面では利益拡大基調が続いており、14年3月期以降、売上高の減収はあっても営業利益段階では前期実績まで5期連続の増益を確保。19年3月期営業利益は前期比12%増の45億円予想と2ケタ成長路線に復帰する見通し。

 時価予想PERはわずか8倍、PBR0.7倍弱と株価指標面から水準訂正余地の大きさが意識される。1株純資産並みに買われたとしても1295円まで380円前後の上値余地が残されている計算となる。テクニカル面でも日足一目均衡表で雲の上に再浮上しており、上値期待が膨らむ場面。2月2日の年初来高値987円払拭から4ケタ大台活躍が視野に入りそうだ。

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