信用
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4395 アクリート

東証G
735円
前日比
+13
+1.80%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.7 2.51
時価総額 43.9億円
比較される銘柄
AIクロス, 
SIGG, 
GRCS
決算発表予定日

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<動意株・29日>(大引け)=昭文社HD、アクリート、Jテック・Cなど(その1)

 昭文社ホールディングス<9475>=急動意。同社はきょう、ヘッドスプリング(東京都品川区)と資本・業務提携したと発表。昭文社HD子会社のマップルを中心に蓄電システムの共同開発や関連製品を軸とした各種ソリューション事業を協業するとしており、これが材料視されているようだ。ヘッドスプリングは、独自の電力変換(パワーエレクトロニクス)技術をベースに、蓄電池や電気自動車(EV)向けの電力変換製品の開発・提供、蓄電システム全般の製品化支援などパワーエレクトロニクスに関わるさまざまな事業を展開している企業。今回の提携により共同開発する蓄電システムには、ヘッドスプリングが持つ次世代パワー半導体を活用した高周波スイッチング技術を適用し、低価格で小型・高効率な製品を実現するとしている。

 アクリート<4395>=大幅反発。NTTドコモ(東京都千代田区)、KDDI<9433>、ソフトバンク<9434>の3社が28日、企業が消費者向けに携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を利用する場合に使う番号を、3社で共通化すると発表したことを受けて、利便性向上によりSMSの利用が促進されるとの思惑から買われているようだ。これまで消費者向けに企業がSMSを送受信する場合には、企業側が携帯3社の利用者向けにそれぞれ個別の番号を用意する必要があったが、共通化により1つの番号でSMSの問い合わせを受け付け、同じ番号からSMSで回答するなどの対応が可能になり、双方向のコミュニケーションが容易になるという。SMSは、2段階認証や荷物配達時の通知などの利用が広がっているが、共通番号によりさらに利用が促進されれば、SMS配信代行大手の同社の商機拡大につながるとの見方が強い。

 ジェイテックコーポレーション<3446>=大幅高で3日続伸。研究機関や企業の実験施設向けに超高精度X線集光ミラーや自動細胞培養装置などの理化学機器を製造販売する研究開発型企業だが、その独自の技術力に市場でも評価が高まっている。あすから7月2日までの日程でパシフィコ横浜において「OPIE’21 レーザーEXPO2021」の開催が予定されており、これも同社株の刺激材料となっている。また、半導体製造装置市場で急速に立ち上がるEUV露光装置分野でも活躍が期待されている。EUV露光装置で世界シェアを独占するオランダのASMLが開発を進める次世代機分野で、「同社の超高精度X線集光ミラーがキーテクノロジーとして注目される可能性」(国内証券ストラテジスト)が指摘されている。

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