貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4385 メルカリ

東証P
1,955.0円
前日比
+26.5
+1.37%
PTS
1,957円
13:14 03/29
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.18 25.49
時価総額 3,192億円
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【杉村富生の短期相場観測】 ─ 年内に2万5000円台を奪回する基本シナリオ!


「年内に2万5000円台を奪回する基本シナリオ!」

●日経平均のPERは13~16倍のゾーン!

 日本の株式市場(日経平均株価)のPERは基本的に、13~16倍のゾーンで動いている。しかし、株価は常に、上下に行きすぎる。2015年6月24日の戻り高値2万0868円(終値ベース、当時の日経平均の1株利益は1257円)は、PER16.6倍に買われた。これは、PER的には割高だ。今年3月26日には、2万0347円の安値をつけた。この時点のPERは12.2倍だった。そう、売られすぎである。

 現状はどうか。1株利益は1735円(26日)だ。2015年6月24日比38.0%増えている。ちなみに、この当時の為替は1ドル=124円30銭だった。12~13円の円高にもかかわらず、1株利益は4割増えている。筆者はこれこそが企業の稼ぐ力、円高対応力だと主張している。足元のPERは13.9倍だ。上昇したとはいえ、底値ゾーンにとどまっている。

 ところで、世界平均のPERは14.9倍、 NY市場は16.9倍に買われている。単純に計算すると、世界平均では2万5850円、NY市場並みだと、2万9300円がらみになる。もとより、PERが上昇するには需給、人気の改善が不可欠だが、年内には2万5000円台を奪回できるのではないか。

●投機筋に売り込まれた銘柄が反発に転じる!

 足元の猛反発は、先物(売り方の買い戻し)主導である。売りポジションの“踏み”もあったと思う。しかし、外部環境の好転は否定しようがない。特に、「安倍3選」はヘッジファンドにとって、想定外だったのではないか。なにしろ、彼らは「アベノミクスは終わった」と叫び、売りまくっていたのだ。マスコミの反安倍キャンペーンに眩惑された面があろう。

 まあ、マスメディアは真実を報じない。アメリカを代表するとされる2大紙などでもそうだ。極端な反トランプである。ときに、めちゃくちゃな報道をする。これに惑わされてはいけない。真実を見極める確かな視点(目)が必要である。

 一方、物色面ではどうか。投機筋(ロボット)に売りたたかれた銘柄の値戻しが期待できる。具体的にはエクスモーション <4394> [東証M]、ジェイテックコーポレーション <3446> [東証M]、メルカリ <4385> [東証M]などだ。さらに、テーマ性を有する“新”成長株のヴィスコ・テクノロジーズ <6698> [JQ]、MTG <7806> [東証M]、エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート <3850> [東証2]、ラクト・ジャパン <3139> 、エーアイ <4388> [東証M]、エラン <6099> は反発に転じるだろう。

2018年9月26日 記

株探ニュース

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