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4380 Mマート

東証G
1,347円
前日比
-12
-0.88%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.8 4.24 1.56
時価総額 65.9億円

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個人投資家アイデア投資家:2018年最初のIPO、マザーズに上場するMマートとは!?【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家アイデア投資家氏(ブログ「アイデア投資家」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年1月29日23時に執筆

年初に2018年の投資テーマに挙げたIPO。
2018年最初のIPOが2月23日に予定されており、そのブックビルディングは2月6日開始だが、一足早くマザーズに上場するMマート<4380>の概要と魅力を紹介する。

・Mマート基礎情報
業務用に特化した食材・食器・厨房機器などのインターネットマーケットプレイス事業を手掛ける。収益源は出店企業からの出店料と利用料もしくは出品企業の利用料である。
2000年設立で資本金6000万円。マザーズ上場で、上場時発行済株式245万株のうち公開株式は68万株と全体の約27%。
主幹事はみずほ証券であり、幹事にはほかに大和証券、SMBC日興証券、岡三証券、マネックス証券、SBI証券が入っている。調達資金はシステム開発要員や営業要員の人件費に充てる予定。
現在の株主構成は会社関係者7名のみで、創業家の保有比率が75.9%に上る(資産管理会社含む)。
社長の村橋氏が81歳と高齢であることと、創業家が株式の過半を保有することが気になる。

・Mマート業績情報
2013年1月期は売上2.4億円、経常損失51万円だったが、2017年1月期は売上5.3億円、経常利益0.5億円となった。
直近の2017年1月期は営業キャッシュフローも0.9億円と着実にキャッシュを稼げる状態になっている。また、1株当たりの純利益金額は2013年1月期に▲0.58円(株式分割調整後)だったのが、2017年1月期には15.92円と大きく伸びた。2018年1月期は37.47円を見込んでおり、更なる飛躍が期待される。

・Mマートの対処すべき課題と魅力
課題として目論見書では(1)競争力強化、(2)技術革新への対応、(3)財務体質の強化、(4)人材確保・育成の4つを挙げており、今回の上場に伴う資金調達と知名度向上により、技術革新への対応を除く3項目にプラスの影響が見込めそうだ。
また、Mマートの魅力として、eコマースの市場が拡大するトレンドのなかで、既存顧客からの定額の出店料が安定収入の基盤になっており、加えて主力の「Mマート」で出来高制の利用料を得る仕組みがあり、順調に取引が増えれば成長しそうだ。

これまで見てきた内容から、アイデア投資家としては、このIPOは魅力的な案件だと考えている。みなさんは、今年最初のIPO企業についてどのような印象を持っただろうか。

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執筆者名:アイデア投資家
ブログ名:アイデア投資家

《HK》

 提供:フィスコ

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