トリケミカル---急落、順調決算発表も外部環境不透明で評価限定的
トリケミカル<4369>は急落。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は5.8億円で前年同期比9.5%増益となった。会社側の上半期計画10.2億円、同2.2%減益に対しても順調な推移となっている。持分法投資利益の拡大で経常利益の増益幅は大きくなっている。ただ、サプライズは限定的であり、世界的な貿易摩擦問題の広がりによる半導体産業の先行き懸念が拭えないことで、いったんは目先の出尽くし感としてとらえられる形にも。
《HH》
提供:フィスコ