メディシス Research Memo(6):主力2事業がけん引し、2018年3月期は2ケタ増益に転じる見通し
■今後の見通し
1. 2018年3月期の業績見通し
メディカルシステムネットワーク<4350>の2018年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.9%増の95,000百万円、営業利益が同46.7%増の3,100百万円、経常利益が同42.2%増の3,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同74.9%増の1,000百万円と2期ぶりに増益に転じる見通し。第2四半期累計業績では計画を若干上回ったが、通期計画は期初計画を据え置いた。元々、下期偏重型の業績計画となっていたためだ。事業セグメント別で見れば、賃貸・設備関連事業が計画を下回っている点を除けばおおむね順調に推移している。特に、医薬品ネットワーク加盟件数は予想を上回るペースで拡大しており、今後の状況次第では業績の上積みも期待できると弊社では見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《MH》
提供:フィスコ