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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4323 日本システム技術

東証P
1,810円
前日比
+10
+0.56%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
23.6 3.84 1.24 0.73
時価総額 450億円
比較される銘柄
DIT, 
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<動意株・14日>(大引け)=日シス技術、ALiNK、フリービットなど

 日本システム技術<4323>=急伸。独立系のシステム開発会社で、主力の業務支援ソフト受託開発のほか医療ビッグデータ事業への展開力に厚く、医療ICTの有力株として注目されている。医療ビッグデータについては成長分野として育成に力を入れている状況にある。保険者向けトータルサービスとして、レセプトデータの自動点検・分析システム「JMICS」をクラウドで提供し、需要獲得が進む。業績は16年3月期以降20年3月期まで増収かつ2ケタ営業増益を続ける成長力の高さが評価されている。

 ALiNKインターネット<7077>=ストップ高。 前週末11日、気象庁ホームページのウェブ広告運用業務等委託の企画競争による入札に参加し、8月5日に落札したと発表しており、これが材料視されているようだ。気象庁はホームページによる持続的・安定的な情報提供を維持・推進する事を目的として、9月15日の14時以降、同庁ホームページに有料の広告枠を設ける事を決定しており、同社によると初回は既に大塚製薬(東京都千代田区)が純広告主として出稿する事が決まっているという。なお、業績における影響は現在精査中としている。

 フリービット<3843>=ストップ高。11日の取引終了後に発表した21年4月期第1四半期(5~7月)の連結決算は売上高134億1700万円(前年同期比0.2%増)、経常利益5億8600万円(同2倍)となり、これを好材料視する買いが入っている。新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワーク需要の高まりを背景に、インフラテック事業でMVNO支援パッケージをはじめとする通信インフラサービスが好調だった。また、お薬手帳アプリの利用者増加や薬局向けソリューションの顧客獲得、不採算事業の整理が寄与し、フリービットEPARKヘルスケアが展開するヘルステック事業が黒字化したことも増益に大きく貢献した。

 ソフトマックス<3671>=ストップ高。Web型電子カルテを主力に医療情報システム開発分野に展開し、会計システムなども手掛け医療ICT関連の有力株として頭角を現している。中規模病院向けを中心に需要開拓を進め、収益は高成長路線を走る。新型コロナウイルス感染症への警戒感が高まるなか、院内での感染防止策として非接触型の電子カルテに対するニーズが喚起されていることは追い風だ。業務提携にも前向きで、医療機関への業務請負や介護サービスなどを展開するソラスト<6197>とは医療ICTの活用に関連したサービスで包括的に協業している。20年12月期中間期(1~6月)の営業利益は前年同期比25%増の1億2500万円と好調だ。

 and factory<7035>=続伸。前週末11日の取引終了後、パートナーと共同運営するマンガアプリの総合月間アクティブユーザーが、8月で1000万人を突破したと発表しており、これが好感されている。なお、同社では現在、パートナー企業と「マンガUP!」「マンガPark」「マンガMee」など8つのマンガアプリを共同運営し、マンガコンテンツを提供している。

 北の達人コーポレーション<2930>=3日続伸。500円台前半を横に走る75日移動平均線を足場に上放れつつある。健康食品や化粧品などを自社企画し、製造をアウトソーシングするビジネスモデルで業績成長路線を続けてきた。21年2月期はコロナ禍により減収減益を見込むが、株価には織り込み済みで徐々に来期以降の回復を買う動きに変わってきた。美容トレンドとして脚光を浴びるマイクロニードルのブームを捉え「ヒアロディープパッチ」が大ヒットし収益に貢献している。前週末11日取引終了後、「ディープパッチシリーズ」がマイクロニードル化粧品市場で売上世界ナンバーワンとしてギネス世界記録認定されたことを発表、これが足もとの株価を強く刺激している。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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