ケネディクス Research Memo(12):15年12月期は1円増配の4円配当予定、利益成長に伴う増配に期待
■株主還元
ケネディクス<4321>は、リーマン・ショック以降、経営再建と今後の成長に向けた基盤構築のため、しばらく配当を凍結していたが、業績が回復してきたことから2014年12月期の期末配当として1株当たり3円の復配を実施した。また、2015年12月期についても、1円増配の1株当たり4円の配当を予定している。
同社は、新しい中期経営計画の中で、同社の安定収益力を示すベース利益に基づく配当方針を掲げているが、受託資産残高の拡大によりベース利益も安定的な伸びが期待できることから、安定配当はもちろん、利益成長に伴う増配の可能性も高いと考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《RT》
提供:フィスコ