貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

4318 クイック

東証P
2,385円
前日比
+25
+1.06%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.3 2.81 3.77 3.33
時価総額 456億円
比較される銘柄
セイファート, 
ディップ, 
ピーエイ

銘柄ニュース

戻る
 

クイック Research Memo(1):6年連続の増収増益へ、数年は成長スピードを加速


クイック<4318>は人材に関するすべてのニーズをサポートする総合人材サービス企業である。「日本の人事部」「世界の人事部」を目指して事業を展開しており、「人材と情報ビジネスを通じて社会に貢献する」を事業理念として、リクルーティング事業、人材紹介・人材派遣をはじめとする人材サービス事業、情報出版事業やネット関連事業を展開している。「日本の人事部から世界の人事部へ」をスローガンに、日本国内はもとより海外拠点の拡充にも注力している。専門性の高い人材紹介分野に強みを持つブティック戦略に特徴。

2015年3月期の売上高は2012年3月期以来、4年連続で2ケタ増加しており、それに応じて収益力も年々向上している。5年連続の増収増益、営業利益をはじめ経常利益、純利益でも過去最高益を更新という結果となった。すべてのセグメントで増収を記録、リクルーティング事業こそ人材補強で減益となったものの、その他の事業の大幅な増益でカバーした。

2016年3月通期の業績予想は売上高で前期比8.2%増、営業利益で同23.6%増と高成長の持続が予想されている。競合他社との競争は激化するものの、アベノミクスや原油安を背景とした国内景気の回復持続が予想されることから、人材市場も堅調に推移すると見込まれている。

同社では2018年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定している。売上高で15,300百万円、営業利益で2,480百万円が目標数値となる。専門性の高いスペシャリストに特化して、成長スピードを加速させる方針だ。

2016年3月期は通年での配当性向を30%から40%へ引き上げた。利益の増加も相まって、1株当たり配当は前期比4.0円増の25.0円(中間13.0円、期末12.0円)と連続増配中だ。配当利回りは3.1%(2015年9月8日株価終値)と相対的に高い水準だが、株主優待も用意されている。

■Check Point
・専門性の高い人材紹介が強みの総合人材サービス企業
・業績は大幅な増収増益を継続中、利益率もさらに向上
・株主還元を強化中、配当利回りは3.1%と相対的に高水準

(執筆:フィスコアナリスト)

《RT》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均