信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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4317 レイ

東証S
377円
前日比
-14
-3.58%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.2 0.81 2.65 174
時価総額 54.0億円
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<動意株・9日>(大引け)=資生堂、レイ、日本KFCなど

 資生堂<4911>=急騰。株価は一時、前日比12.1%高の8139円に上昇した場面があった。売買代金も大きく膨らみ人気化している。8日取引終了後に19年12月期業績の上方修正を発表した。最終利益は従来予想の755億円に対して830億円(前期比35.2%増)に見直された。同社株はインバウンド関連の代表格に位置付けられるが、中国事業の拡大などが寄与し、好調な業績を評価する買いが流入している。

 レイ<4317>=続伸。連続陽線で5日移動平均線を上回り切り返しトレンドに転じてきた。イベントやテレビコマーシャルの企画のほかデジタル映像制作や機材レンタルなども手掛け、足もとの業績は回復色が強い。広告ソリューション事業は営業強化でイベント部門が好調、テレビコマーシャルも前期から積み上げた受注残を足場に安定的に伸びている。映像機器レンタルについては、eスポーツを含むスポーツ系の需要を開拓する方針にあり、今後が期待される。20年2月期第1四半期(3~5月)は売上高が前年同期比14%増の28億6100万円、営業利益は同4.6倍の2億6200万円と大幅増収増益を確保、通期営業利益6億5500万円予想に対する進捗率は40%に達しており、早晩上方修正される可能性がある。

 日本KFCホールディングス<9873>=出来高伴い急伸。朝方に5.8%高の2269円まで買われる場面があった。7月16日に年初来高値2145円をつけた後、この水準を上限に高値ボックス圏で売り物をこなしていたが、約3週間ぶりに大きく上放れてきた。「ケンタッキーフライドチキン」をフランチャイズで展開するが、同社が8日取引終了後に発表した19年4~6月期決算は売上高が前年同期比14.9%増の177億1700万円、営業利益が同3.8倍の9億5100万円と急拡大、ポジティブサプライズを与えた。対通期営業利益進捗率は63%に達しており、通期増額修正期待が膨らんでいる。

 Lib Work<1431>=後場急伸。午後0時30分ごろに発表した20年6月期単独業績予想で、売上高82億円(前期比24.3%増)、営業利益6億9000万円(同29.6%増)、純利益4億6200万円(同18.1%増)と営業利益の3割増益を見込むほか、年間配当を記念配当を含め前期比11円増の36円の予定としていることが好感されている。8月に大分県大分市の総合住宅展示場へ出店を行い、同県で本格的な営業活動を開始したことに加えて、9月に熊本市南区の総合住宅展示場への出店を行い熊本県下で経営の盤石化を進める方針。これらのエリア拡大が事業拡大に寄与する見通しだ。

 アルヒ<7198>=物色人気。一時8.9%高の2198円まで買われ、7月4日につけた戻り高値2202円を目前に捉えた。住宅ローン専門の金融機関で、固定金利住宅ローン「フラット35」の販売では全国首位の実績を持つ。同社が8日取引終了後に発表した19年4~6月期決算は最終利益が前年同期比28%増の15億500万円と大幅な伸びをみせており、これを評価する買いを呼び込んでいる。また同日、住宅ローンテック会社のiYell(東京都渋谷区)と住宅ローン分野で業務提携することも発表しており、これも株価の刺激材料となっている。

 AKIBAホールディングス<6840>=ストップ高。8日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、営業利益を1000万円から1億8000万円(前年同期200万円の赤字)へ、最終損益を収支均衡から1億円(同3800万円の赤字)へ上方修正したことが好材料視されている。Wi-Fiレンタル事業やMVNO事業が好調に推移していることに加えて、通信キャリア向け通信建設工事で、東京オリンピックに向けて工事件数が増大していることや新たな電波対策施策がスタートしていることなどが寄与する見通しだ。なお、売上高は従来予想の52億円(同10.1%増)を据え置いている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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